一人旅は寂しい？楽しい？
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| 何気ない風景に感動することも・・・ |
1ヶ月強イタリアに語学留学して、5日前に帰ってきました。ボローニャの学校に通い、ホームステイをしてました。イタリア語は、行く前に2ヶ月間必死で勉強しました。行こうと決めてから、仕事の休職できる時期はこのときしかなく、基礎の基礎ていどしか勉強できませんでした。労働時間も長いので、仕事が終わってから眠たい眼を擦りながら3～4時間程度でした。
学校に4週間、最後にフリー1週間というプランでした。1人旅というのは自分も未経験で、1人は淋しい、不安、というのが当初の考えでした。しかし観光したいが仲良くなった友達は学校に通ってて、1人旅という選択肢しかありませんでした。学校が終わって、まだほんのカタコトしかしゃべれなかったが、勇気を振り絞って行くことに決めました。とりあえず日本から持ってきたガイドブックを開き、プランを練りました。しかしどこもメインは教会、美術、建物といったものばかり。正直このとき冷めてました。
まず最初に行ったのがヴェネツィア。後から聞いたのですが、この日はカーニバルの初日だったそうです。どおりで人は多いし、変な格好してる人はいるし、変わった町だな、と思ってました。しかしそれだから余計に『町』に感動しました。そして運河には他のどこにもない雰囲気を感じられ、ドゥオーモの大きさに度肝を抜かされ、ヴェネツィアングラスの美しさに心を洗われ、素晴らしい1日でした。これで気を良くした俺は、その後ミラノ、ローマ、ヴァチカン市国、フィレンツェと周りました。
不安は初日だけで、あとは特に苦労はしないで済んだ。淋しさも全くな
く、むしろ1人の方が気に入ったところに長く居たり、ちょっと気になったところにフラ～っと行ってみたり、気ままに動けるので楽でした。しかしこれらの素晴らしい感動を、その場で仲間と分かち合えなかったのは残念です。１人でも複数でも、それぞれメリット、デメリットがあると感じたので、どちらがいいとは決められないと感じました。
長々と失礼しました。必ずまたイタリアに行きます。
（一部抜粋）
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うんうん。そういえば、私も一人旅の最中、ガイドブックを見ながら、遺跡や観光名所にせっせと赴いているとき、ふっと「え？なんで私、ギリシャ劇場に向かってるんだっけ？」と疑問が湧いたことがありました。そのとき、「うーん、別に見なくてもいいや。それよりも、もっとじっくり街の中を歩き回ってみよう。」と決めて、ギリシャ劇場からの道をくるりと・・・。
そのときに、一人旅で気ままに動けるにもかかわらず、ガイドブックに誘導されたルートばかりを追っている自分に気づいたんですよね。せっかく一人で行きたいところにいけるんだから、行きたいところに行こう！と。さあ、私は、どこに行きたいのかな?!なんて質問を自分にぶつけてみると、意外とどこに行きたいかわからなかったりもします。人に流されるってどういうことか、やりたいことをやるってどういうことか、なんてそんな風に考えちゃったりする機会にもなりました。どれだけ海を見ながら考えてても、一人旅の最中なら好きなだけ考え事してられるってのもいいな～と思いましたよ。
同行者と共有したい感動もありますが、一人でも（だからこそ）満喫できる感動や思い出もあるもんです。
一人旅は、楽しさと寂しさと・・いろいろですよね。
自分と対話する時間。一人旅の良さってそんなところもあります。
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「一人旅してみる？」シリーズ
イタリアで一人旅してみる？その１ 一人旅の目的とルート作り。そして治安は？
イタリアで一人旅してみる？その2 一人旅の難問。それは、食事？！お一人様はどうする？
