陽光溢れる南イタリアのおすすめアグリツーリズモ

photo by SAWA
南イタリアのカンパニア州ピショッターパリヌーロのオススメアグリを紹介!

ローマ・テルミニ駅からユーロスター(特急)に乗り、ナポリを越えてさらに南へ。約3時間30分で、 大自然が残り、世界遺産もあるピショッタ駅に到着します。地図上では、ナポリ、ソレントの下、ブーツの形をしたイタリアのスネのあたりにのボコッと出っ張ったところがピショッタのあるチレント地方です。

南イタリアの穴場、ピショッタにいかにも南イタリアの大家族が経営するアグリツーリズモ・プリスコがあります。自家製のオリーブオイルやパスタなど、南イタリアならでは、の「うっま~い!」食材や料理が目当てなのはもちろんですが、のんびりするのに、最近では、アグリツーリズモ は欠かせません。しかも!ここじゃあ、青の洞窟も見られるとのウワサ。

宿の息子さん、アントニオさんが駅まで車で迎えに来てくれました。樹齢数千年というオリーブ畑の間を縫って、宿までの道は車で15分。 途中、眼下にブルーに輝く海が見渡せます。

photo by SAWA
南イタリアのお父さん!宿のオーナー・ロマーノ氏
宿に着くと、絵に描いたようなイタリア人太っちょのお父さんオーナーのロマーノ氏が 迎えてくれます。肉厚な身体にギュッと抱きしめ、「遠いところをようこそ!」と 全身で歓迎してくれました。「う~ん、南イタリア」を感じる一瞬です。

■■アクセス方法はいろいろ■■
ローマ→ピショッタ直行特急列車(ユーロスター)で、3時間30分
・ナポリに滞在し、ナポリ観光を楽しんだ後、ナポリ→ピショッタ 急行列車(インターシティー)で1時間48分
ナポリ空港→アグリツーリズモ 車で約2時間(レンタカーもしくは、有料で送迎も可能)


陽気な南イタリアの食卓を満喫

photo by SAWA
12人の大家族。客室は6つ
さて、荷物をほどいて田舎の新鮮な空気を深呼吸したら、早速テーブルへ。 手作りのサラミにプリプリとしたオリーブ、自家栽培のナスに手作りリコッタチーズを挟んだアンティパスト。 これまた自家製赤ワインを飲みながら乾杯です。自家製尽くしの夕食が始まりました。

プリモピアットは、手のひらほど大きいバジリコを乗せたやっぱり自家栽培のトマトの手打ちパスタ、 セコンドは、締めたばかり(?)の鶏肉のコトレット。

photo by SAWA
「穴あきパスタ」も手作りしちゃう
宿の敷地内で採れる無農薬栽培の野菜、契約農家から仕入れる食材を使って、 食べながら健康になりそうな料理の数々。食事中はエプロン姿のお母さんやロマーノさんや、 お手伝いをする息子さんのアントニオとステファノや、他の家族がやいやいテーブルにやってきては、 おしゃべり。会話のある(あり過ぎる?)食卓って楽しい。

■■料理レッスンもできる■■
12人家族を支えるマンマの強烈に美味しい南イタリア家庭料理も教えてもらえます。 マンマがおばあちゃんやひいおばあちゃんから伝授した、南イタリアのチレント地方の料理です。

自家製づくしはオイルもプロポリスも?!

photo by SAWA
巨大なオリーブの木。秋にはたくさんの実がなる
食卓に並ぶオリーブオイルももちろん自家製。ロマーノさん家は、樹齢2千年のオリーブ畑があります。 オリーブ畑の中には、ハチミツの採取箱もあり、季節によって異なる花から集められる 無添加のハチミツがたっぷり採れます。ハチの箱をパコッと開けて、 ロマーノさんが「ホラッ!」と手の平に乗せて見せてくれたのは、 プロポリス。天然のプロポリスのでっかい固まりでした。 「ややや、こ、コレは、いったいナンボするんでしょうか?」と、 つい持って帰った私です。 天然のプロポリスを小さくちぎって、口の中でゆっくり溶かすと舌がしびれるような感覚。 これで今年は風邪知らず。

photo by SAWA
絞ったオリーブオイルは倉庫のタンクで貯蔵
食後に出されるリモンチェッロもマンマが作ります。 南イタリアでは、おばあちゃんの梅酒のごとく、各家庭秘伝の作り方があり、ロマーノさんの家では、 煮て越して、寝かして・・と、数ヶ月かけて作ります。 新鮮なレモンで作るレモンリキュールは、ほんのり甘くて、ほんのり苦くて、 売ってるものとは違う濃いレモンの香り。お土産にしたい一品です。

■■オリーブオイル工場を見学■■
オリーブオイルは、収穫したオリーブを搾油場(フラントイオ)に持って行き、 絞ってもらいます。家庭で絞るのはなかなか難しいですから。 ロマーノさんの友だちが経営するオリーブ搾油場を見学し、絞りたてのオリーブオイルを 味見。新鮮なものは、まさにオリーブジュースといった感じ。味は・・・ピリピリとした刺激があり苦い! また、近くのワイナリーの見学も可能です。

窯でパンを焼き、青の洞窟を見学するアグリツーリズモの旅はまだ続く