アグリツーリズモってな~んだ?

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築ウン百年の農家に泊まってみるなんて、なかなかできない経験
アグリツーリズモ。最近、メディアでの露出も多くなり、耳や目にする機会も多くなったこの言葉。 アグリカルチャー(農業)とツーリズモ(旅行)を組み合わせた造語で、 「農作業を手伝いながら宿泊する」意味があります。宿泊施設を提供する変わりに、 農作業を手伝ってもらうのが本来の目的でしたが、近年の農業の近代化により、むしろ、 広い敷地や家屋を利用してツーリスト用の宿泊施設を作り、自分の土地で取れた農作物を使った食事を 振舞うといったペンション風のところが増えてきました。 「本当に農作業を手伝う」ことは少なくなり、「気軽に健康的な田舎風の暮らしが体験ができる」 旅行スタイルとして定着し、人気は急上昇しています。

まさに、スローフード&ライフ体験

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手打ちパスタなど料理レッスンも体験できる
体験的に農作業を手伝いながら自然に触れ、無農薬で育てた野菜を使った家庭料理を食べ、 新鮮な空気 を吸い、星空を眺め、深い眠りにつく。いわゆる、身体に優しいスローフード、 スローライフ。究極の癒しの旅行スタイルでもあるわけです。 しかも簡単手軽に体験できるので、忙しい暮らしをする人々の休息にぴったり。 都会に住むイタリア人にも大変に人気があります。また、ご年配の方々にも人気があり、 無農薬で作った、太陽を一杯浴びたトマトの味に「なつかし~!子供の頃に食べた味!」と、 涙ぐむ方もいらっしゃるほど。暖かいイタリア人家族の優しさに触れ、 味の濃い野菜を食べる。イタリアの田舎には、忘れかけてた昭和があるのです。



アグリ滞在のススメ

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手作りジャムとパンで、緑を見ながら朝食なんて、どう?
日本からイタリアに期待する、美しい田舎風景と本領発揮とも言うべきグルメが同時に堪能できとあって、 日本からの問合せも急速に増えています。

●何泊くらいからできるの?

ウレシイことに、最近の傾向として2泊~3泊(場合によっては1泊でも)でも宿泊を受け付けてくれる アグリ ツーリズモが増えているので、長く休みを取れない日本人旅行者もますます体験しやすくなりました。 アグリツーリズモは、基本的に家族経営の施設になるため、 リネン類の取替えや送迎などの手間を考慮して、最低でも1週間から、というところが多かったのですが、 アグリツーリズモの人気上昇とあいまって、アグリも進化しているのです。

●どうやって行けばいいの?

サービスもより向上し、田舎=アクセスが悪いことが多く、レンタカーを使ってのアクセスが基本でしたが、 最寄り駅までの送迎サービスをするところがほとんど。宿泊施設も新しく、 街の3ツ星ホテルよりもよほど設備が整っているところも。家族経営のアグリなら、 イタリア人家庭の雰囲気も感じられ、街に滞在するより、より身近にイタリアを体験することができるでしょう。

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オリーブオイル搾油場やチーズ工場の見学などもできる
●ずーっとアグリじゃ飽きそう

ですよね~。「ずーっと田舎じゃ飽きる」「イタリアに行くなら、やっぱりショッピングもしたい!」 そんな気持ちもごもっとも。私がオススメしたいプランは、こんな感じ。 例えば、6泊8日の旅行なら、 最初の3泊はローマやフィレンツェで観光やショッピングを楽しみ、気が済んだところで、 残りの3泊をアグリで田舎暮らしを満喫。最近のサービス満点のアグリなら、 こんな急ぎ足プランも可能です。また、最近では、アグリの方で「料理レッスン」や「オリーブオイル搾油場見学」など、 その土地ならでは、の企画を提案していて、盛りだくさんの体験ができます。

●申し込むのはどうすればいいの?

イタリアにある旅行会社の多くが、手配のサポートをしてくれています。

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世界から集まる「イタリア好き」とは、スグに意気投合!
●言葉の問題が~

英語が通じるところも多いし、また、現地に日本人スタッフがいるアグリも増えてきました。 ま、後は、美味しいものに、言葉はいらない!笑顔は世界の共通語的ノリで。 相手はコミュニケーション能力世界一のイタリア人。 こちらが何もしゃべらなくてもなんとかなったりします。 現地では、それもOKですが、イタリア語も英語も苦手!という方は、 ぜひ日本語が通じる手配会社に、オーガナイズだけでもお願いすることをオススメします。

と、いうことで、田舎体験してみたいな~となったら、アグリ、泊まってみてくださいね。


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そこでしか買えない貴重なお土産も、貴重な旅の思い出に…
ガイド岩田が泊まったアグリツーリズモ
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。