2回目のイタリアなら、スローな旅スタイルがいい。
■■アグリツーリズモに泊まる■■シリーズ


2泊3日で体験できる
緑の森でバカンス
~これゾ本物の手打ちパスタ?!の巻き~

フィレンツェの南、ローマの北、イタリアのほぼ中心に位置するウンブリア州ペルージャやアッシジ、オルヴィエートといった小さな町が有名です。 オリーブ畑やブドウ畑が広がる田園風景を、緑深い山々が囲み、 丘が連なる牧歌的なトスカーナの風景よりも、野趣あふれる大自然といった感じ。 今回訪れたアグリツーリズモも、緑の森の中にありました。


のんびりイタリア鉄道の旅

ローマからは普通列車にゆられ約90分(フィレンツェからは約60分)。 鈍行列車の旅はの~んびり。車窓の風景も、じっくり見ていても流れが遅くて眠くなる・・・ZZZZ。 遠くに見える山々、丘の斜面で馬や羊がボーーーーっとしている風景が続き、 最寄駅のFABRO(ファブロ)駅につくまでに、すでにリラックスモードに入れます。 ちなみに、普通列車には予約も必要なく、日本の電車同様、切符を買うだけです。
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森の中のアグリツーリズモ!

到着時刻を伝えておけば、FABRO駅までアグリの方が車で迎えに来てくれます。 定刻通りにローマを出発したはずなのに、なぜか20分も遅れて 到着した列車を「よくあることだからね~」とのんびりと待っていてくれます。 駅からは、車で約30分。曲がりくねる山の中の道を行きます。 到着したアグリツーリズモ LA CASELLAは、森の中の谷間にぽっかりと開いた空間にありました。 聞けば、このアグリが所有する土地面積はなんと450hr。東京ドーム何個分か、 さっぱりわかりませんが、森も山もぜーんぶアグリの!となれば相当な広さです。

おばあちゃんの手打ちパスタ!

敷地内には、馬場やプールの他、有機栽培の農園や牧場があり、ここでの食事で使用する食材をまかなっています。 ファブロ出身のマリアさんが腕を振るうウンブリア料理。キッチンで料理レッスンの受講ができます。 毎日ご飯を炊くように、パスタを作るイタリアの伝統的な暮らしをしてきたマリアさんが作るパスタは、 言わば、本場の本物のパスタひいおばあちゃんから受け継いだ麺棒を使って、力強く作ります。 この麺棒の歴史は100年以上。でこぼこした磨り減り加減に「家族の歴史」を感じます! この日も10キロの薄力粉に10個の卵があれよあれよという間に、 タリアテッレに早代わり。年季の入った職人技を見ました。

ところで、イタリアで食べられる手打ちパスタの素材は様々で、薄力粉とグラノデューロを半々に使う人もいれば、 薄力粉は使用しない人も。卵にプラスしてオリーブオイルや白ワインを加える人もいます。マリアさんの作るパスタは、 塩なし、水なし。こんな違いもパスタの面白いところです。


ウンブリア州の森のアグリツーリズモ宿泊体験記は、 さらに続く