アン王女の寝室はここだった!
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アン王女のベッドが置かれた宮殿の一室 |
夜中に滞在先の宮殿を抜け出すシーン。大きな門がある宮殿はバルベリーニ宮殿ですが、実は、
アン王女が興奮して安定剤を注射された、あの寝室はブランカッチョ宮殿でした。1800年後半に建てられたブランカッチョ宮殿は、観光コースから外れた、まさに穴場! 荘厳な内装は、建設当時のまま。優雅な貴族の暮らしぶりを伺えて、ローマの休日ファンならずとも「ほ~」と溜息の出る宮殿内部です。通常は、ノーブルなイタリア人たちのパーティースペースとして公開されていますが、内観も可能です(予約が必要)。
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この窓から、外の風景を眺めて…… |
外から聞こえる楽しそうなざわめき。
アン王女が籠の鳥のような自分の状況にうんざりするシーン。窓から見えた人々が飲んで歌って騒いでいるシーンはセットですが、窓はコレ。
「一番気に入った場所は?」「ローマ!」と答えた記者会見会場はココ!
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豪奢な装飾が施されたコロンナ美術館 |
映画の最後のシーン。
取材陣の「一番気に入った場所は?」の質問に、アン王女が「ローマ!」と答えたあの記者会見。それは、コロンナ宮殿で撮影されました。美術館として公開されています。大理石の床に、フレスコ画に覆われた巨大なサロン。これまた、「ほ~」と溜息が漏れてしまいます。
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