お土産にバチカン美術館オリジナル「ロザリオ」
滅多に行けるバチカン美術館ではありませんから、「ぜひとも記念になるモノを」そんな気持ちになったら、迷わずミュージアムショップへ。美術館内のところどころにありますが、最も大きいショップは入場してすぐ見つかります。オススメ&人気のお土産は、本でも絵葉書でもなく、なんとバチカンオリジナルアクセサリー。日本人観光客に一番人気だそうです。
十字架のアクセサリーは、ガラス製などモダンなものもあり、普段使いもできそうな程カワイイ。ビーズやパールが連なったロザリオ(お祈り用の数珠)もなんとな~く御利益もありそうだし、記念にもなるし、ウン、セーターの上に下げても……とコレはなかなか使えそうです。
世界遺産からお便りを?! バチカン郵便局
バチカン美術館のあるバチカン市国は、イタリアとは別の独立国家。つまり、イタリアにあってイタリアではないところ。郵便局もちゃんとあります。郵便局は、バチカン美術館の隣にあるサン・ピエトロ広場の両脇にありますが、もちろん、美術館内にもあります。
ローマ法王がにっこりしている絵葉書や、バチカンならではの切手もまた魅力です。世界遺産から、記念切手を張って旅の思い出をお届けするのも、なかなか味がありますよね。
また、郵便事情の悪いイタリア郵便局から出すと、いつ届くかは「神のみぞ知る」となりがちな郵便物ですが、なぜか、バチカン郵便局から出すときっちり届く……メリットも見逃せません。なぜにバチカン郵便局から出す郵便物はきちんと届くのか? ある局員によると、
「天使が届けてくれるからさ」。
だそうです。意外なバチカンの郵便局員さんのオヤジギャグに膝がカクッとなりますが、あながちウソではないかも?! ご興味がある方は、天使に届けてもらってみては?
600年前のフレスコ画が天井を埋め尽くすレストラン
バチカン美術館のあるサン・ピエトロ大聖堂の前の参道沿いに、バチカンゆかりのホテル「HOTEL COLUMBUS ホテル・コロンブス」があります。14世紀にローマ法王の住居として建てられた後、僧院になり、そしてホテルになったという建物で、現在もバチカンの所有物件。こちらのホテルのメインダイニング「ラ・ベランダ」には、なんと、キリスト教発展期に活躍したピントリッキオの美しいフレスコ画が天井を覆っています。あまり知られていませんが、食事をしながらたっぷり天井画を鑑賞する……なんて、なかなか贅沢なひとときです。
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■La Veranda(ラ・ベランダ)
営業時間:12:30~15:15、19:30~23:15
予約TEL:06-6872973
予算:ランチなら、30ユーロ程度
アクセス:サン・ピエトロ大聖堂を背にして「コンチリアツィオーネ通り」右側 ホテル・コロンブス内
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