■イタリアではこんな心構えで!
「私はいいなーと思うけど、みんなはどう?」なんて日本人の奥ゆかしさは、ただの優柔不断にしか思われないところも悲しい。「私はこれが欲しい!」「これは嫌い」「これは私に合わない」と、ピシャリとした態度。これが当たり前。だから特にブランド店なんかで「うーんうーん、ねえ、どう思う?」と一緒にいる友達に聞いていつまでもいつまでも悩む日本人にはイライラしちゃう、というわけ。「自分が欲しいか欲しくないか、何で自分で決められないの?!」と。でも迷いますよね。お値段の張るものを買うときは。私の場合は悩みたいだけ悩みます。だって、悩みたいんだもん。そう、そんな時に必要なのが「今私は悩みたいので、ほっといて」と伝えること。目をじっとみて念を送れば伝わるはず・・。
見慣れない濃いラテン顔の店員にじーっと見つめられても、よくわからないイタリア語で話し掛けられてもビビらない。つまり必要なのはどうどうとした態度。イタリアでの買い物の極意はズバリこれです。「いる」「いらない」「好き」「嫌い」これは買い手であるアナタが決めること。「これは何?」「手にとっていい?」と、はっきりと多少(いや、恥ずかしいくらいの)オーバーアクションで自分の意志を伝えることが、買い物成功への秘訣です。店員さんもそれを期待しています。そして、仲良くなれば、そのアドバイスたるや「おお、さすが」と、思わずにはいられない似合う形や色のチョイス!ぜひ、お店の人とコミュニケーションをとって、イタリアならではのお買い物をしてくださいませ。
入る時に「ブオンジョルノ!」お昼の後なら「ブオナセーラ!」(不思議ですけど出る時も同じあいさつ)と、あいさつが基本中の基本なので、絶対お忘れなきよう。では、ブオン ショッピング!
■おまけ・・簡単便利なイタリア語講座
「さわってもいい?」は「ポッソ トッカーレ?」
「試着していい?」は「ポッソ プロバーレ?」
などなど、何かしたいときは「ポッソ?」と省略して言っても通じます。目をみてにっこり「ポッソ?」試着も鏡の前に持っていくのもこのひとことでOK。
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