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NYで人気のフラワーショップでスキルアップ NYフラワーデザイナー前編(2ページ目)

NYでもトップクラスのフラワーショップに勤めアレンジを学び、フラワーアレンジメントのクラスを自らはじめた女性にインタビュー。

執筆者:溝口 弘恵

シンプルが一番のNYスタイル

パワフルなさおりさんは、普通はIFA(国際フラワーアレンジメント協会)にて公認講師資格を取得、2年で終了する課程を半年で終わらせたという。

NYへ来てからは、Flora Design, INC.の宮本季美先生(在米30年以上)について、ウェディングコースを1年ほど学びながらインターンとして働きました。ここでは、まずクリスマスに教会のデコレーション、デリバリー用のバレンタインの花をつくったり、ピエールホテルのブライダルショーでモデルさんたちがステージで持つブーケをつくったり、ウエディングのデコレーションを手伝いました。実際に結婚式場に行って生けこみなどもやりました。

NYで実際にフラワーアレンジメントをやっていて、大きく違いを感じたのは、日本ではウェディングブーケっていえばほとんどがブーケホルダー(スポンジがついているホルダー)を使って、花をさしていくのですが、NYでは、花束の茎の部分にリボンを巻いて仕上げるというハンドタイドタイプ(手で束ねるという意味)のブーケが主流。

日本でフラワーアレンジメントをやってた人は、カルチャーショックをうけるかもしれません。NYではあまり作りこまれたデザインよりもシンプルなほうが好まれるというか、シンプルでモダンな方が主流です。花を短く切ってしまってブーケホルダーを使うことこそが今時でないって考え方みたいですよ。ギフト用のアレンジメントも8割から9割がオアシス(吸水性スポンジ)を使わず、ガラスの花瓶に直接生けます」

オーガニック食品も大好きなニューヨーカー。フラワーデザインまでもがナチュラル志向だとは存じませんでした。NYフラワーアレンジメント~後編では、さおりさんにNYでもトップクラスのフラワーショップで働くこととなったきっかけなどを語っていただきます。お楽しみに!


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