●ユダヤ系が仕切るNYダイヤモンド業界に参入した日本人

世界の金融市場を動かすニューヨーク、ここでは光り輝くダイヤモンドの取引も世界の中心となっている。マンハッタンの47ストリート5アベニューから6アベニューの間にあるダイヤモンドストリートは、そうした商品を扱うディーラーだらけ。最近ではインド系のディーラーも増えてきているそうだが、そもそもはユダヤ系の人たちが大半を牛耳っている。この辺りにいくとユダヤ人の正装である黒ずくめの服で、頭のてっぺんに丸い帽子、もみあげを異常なまでに伸ばしてる叔父さんたちが闊歩してる。
ダイヤモンドストリートに面したEXROYALのオフィス

ここへ日本人で初めて参入したのが石田さんが起業したEXROYALだった。もちろんオフィスはダイヤモンドストリートに面している。今回は、24年前ニューヨークへ渡り、ダイヤモンドのビジネスを続けている石田さんご夫妻の奥様であり、EXROYALの副社長、石田多叡子さんにインタビューさせていただいた。

「ビジネスといっても本来はダイヤモンドの小売ではなくて、産地へいって原石を購入し、研磨して販売、研磨されてるダイヤの買付、それらを日本へ輸出するといった企業むけのものなんです。最近は、少しづつ知人やそのお友達に頼まれて、直接販売したり、オリジナルのジュエリーを頼まれて作ることもあります。」

まさしく世界をまたにかけてダイヤモンドを動かすEXROYAL。もう一つ興味深いのはEXROYALの副社長として働く以前、多叡子さんご自身がニューヨークのキャリアウーマンだったということ。そうしたバックグラウンドで、現在はダイヤモンドを扱う会社の副社長だし、ニューヨークにいるキャリアウーマン独特なピリピリした近よりがたいタイプではないかと思ってたけど、とても気さくな方で、すぐに私の緊張をやわらげてくれた。