奥の手サプリ メリロート
使用量と体調には注意! |
メリロートは豆科の植物で、セイヨウエビラハギやスウイートクローバーとも呼ばれています。
慢性的な静脈機能不全(脚の痛みと重苦しさ、夜中の脚の痙攣、かゆみと腫れ、血栓性静脈炎の補助的治療、リンパの停滞、血栓症後症候群、痔核)を改善してくれます。
打ち身や、打ち身による内出血にも効果があるので、できてしまった青あざの回復サプリとして、スポット的に利用するのもいいですね。
強力なハーブなので、大量に摂取したことで一時的な肝臓障害を起こす可能性があります。実際、日本でもメリロートサプリメントを利用した方の健康被害の報告もあるので、製品選びと使用量には十分注意が必要です。報告されているメリロートに関係する肝臓障害は、今のところ回復可能なものばかりです。でも、肝機能が落ちている方や他の薬を飲んでいる方、妊娠中や授乳中は、安全性が確保できていないので使わないようにしましょう。
2004年に国民生活センターが行った調査では、メリロートサプリメントは、製品によって有効成分クマリンの含有量に大きく差があったり、同じ製品内でもばらつきがあったそうです。パワーの強い成分のサプリメントを選ぶときは、安全のために、少々高くてもきちんと管理して信頼の置ける製品を選ぶようにしたいですね。
まずは、外側からのケアと、これまでに紹介したむくみ対策サプリを試してみてください。そして、それでもだめならメリロート!という奥の手サプリだと思って、上手に利用してくださいね。