ベストサプリを求めてVol.2:
天然と合成?どっちがいいの?
「なんとなく」ではダメ!選択基準を持ちましょう。 |
実際はよくわからないまま、『天然っぽいもの』という基準で製品を選んでいる方が多いようです。
「なんとなく」でサプリメントを選ぶ前に、まずは天然と合成の性質を理解しましょう。次のページからは合成栄養素・天然栄養素のメリット・デメリットを紹介します。
違いを知って、ベストサプリを見つけましょう!
合成栄養素
合成栄養素は工業的に作られる |
メリット
・不純物がなく高濃度の栄養素が得られる
・安価である
・天然と遜色ない作用を持つものもある
・農薬混入の恐れがない
・味や色がないものもある
デメリット
・天然と全く違い、作用を持たないものもある
・安価である為過剰摂取を招きやすい
・人間が解明している栄養素しか含まれない
合成栄養素の場合、いつでも・安くて・高濃度の栄養素を手に入れることができます。天然栄養素は、野菜の収穫量や季節に限りがあるため、いつでも・安くて・高濃度の栄養素を得るには不向きなのです。多くの人が毎日継続できるサプリメントを作るには合成栄養素が欠かせないと言えます。
また、高濃度にすることで粒や量を小さくしたり、味にクセがないためチュアブル(噛み砕くタイプ)や飲料など、飲みやすいサプリメントを作ることができるのです。
「合成=石油」とイメージもありますが、全ての成分が石油から合成されているわけではありません。ビタミンCはデンプンから合成されて作られています。合成ビタミンCは食品添加物(酸化防止剤)としてペットボトルのお茶などに入っていて、毒性は報告されていません。ただ、合成ビタミンEのように、天然と同じようには働かない成分もあるので、注意が必要です。
また、植物に含まれる全ての栄養素やその相乗効果はまだ解明できていません。ですから、合成栄養素では補いきれない栄養素もあるということを理解して摂りましょう。
病院で処方されたり、薬局で販売されている『ビタミン剤』(医薬品)は合成サプリメントの代表的なものです。