ロンドンには5つの空港がある
ヒースロー空港着陸時、風向き・着陸滑走路によってはロンドンが一望できる観覧車「ロンドン・アイ」が機内から見えます |
また、ライアンエアーやイージージェットをはじめとした格安運賃を武器としたローコストキャリア(LCC)を中心に、ヒースロー空港・ガトウィック空港以外にも、スタンステッド空港【STN】・ルートン空港【LTN】・ロンドンシティ空港【LCY】が使われています(同じ航空会社でも複数の空港を使用する場合もあり)。特にスタンステッド空港・ルートン空港は市内中心部から離れてますので、時間に余裕をもった移動が必要です。
ヨーロッパではローコストキャリアが台頭してますが、都市によっては名前を聞いたことがないような発着料が安い小さな空港から発着するケースも多く見られるので、特に空港の間違いに注意が必要です。ローコストキャリアを使う場合の交通アクセスは、ガイドブックなどに載っていないことも多いので、利用する航空会社のホームページから確認することをおすすめします。
ミラノ・パリなどで空港間違いに注意
マルペンサ空港・リナーテ空港共にミラノ中央駅からバスが出ています(写真はミラノ中央駅) |
ミラノは長距離路線(日本路線を含む)を中心に発着するマルペンサ空港【MXP】と市内に近くヨーロッパ内路線を中心に発着するリナーテ空港【LIN】があります。リナーテ空港は、市内中心部からタクシー20分程度で行くことができるのに対し、マルペンサ空港は1時間近くかかります。マルペンサ空港からもヨーロッパ内路線が運航されてますが、ガイド自身もミラノからヨーロッパ内の移動の場合、スケジュールが合えば、市内から空港への移動が便利なリナーテ空港を使うようにしています。
またパリでも、長距離路線(日本路線を含む)がメインでヨーロッパ内路線も数多く発着するシャルル・ド・ゴール空港【CDG】と近距離・中距離を中心に運航するオルリー空港【ORY】があります。
最後のページで3つの大きい空港が存在するニューヨークについて取り上げます。