ビックベン
同一都市に5つの空港を擁するロンドン(写真は国会議事堂ビッグベン)
首都圏では成田・羽田、近畿圏では伊丹・関西・神戸といった形で同じエリアに複数の空港がありますが、以前は成田は国際線、羽田は国内線に分けられてましたが、羽田の国際化に伴い、羽田からもソウル・上海・香港へ行くことが出来るようになりました。

航空券や予約確認書を見て、成田・羽田のどちらの空港からの出発であるのか確認したことのある経験がある人もいると思いますが、海外の空港でも同じ都市に複数の空港がある都市は珍しくありません。

そこで日本からの利用が多いエリアで、複数の空港(マルチエアポート)がある主な都市をまとめました。くれぐれも空港間違いに注意しましょう。
※記事内で記載している【  】の3文字のアルファベットは空港コードです。


アジアではソウル・上海での間違いに注意

上海・虹橋空港
羽田からの上海便は市内に近い虹橋空港から発着します
アジアの都市で空港が複数ある主要都市としてソウル・上海・バンコクの3都市が挙げられます。

ソウルは、金浦空港(キンポ)空港【GMP】と仁川(インチョン)空港【ICN】があります。基本的には羽田便と韓国国内線は市内に近くて地下鉄も乗り入れている金浦空港、羽田便を除く成田・関西・福岡をはじめとした国際線のほとんどが仁川空港から発着します。万が一、空港を間違えてしまった場合、タクシーで約30分、時間に余裕があれば金浦空港と仁川空港を結ぶ電車(A'REX)もしくはリムジンバスで移動することができます。

次に上海は、虹橋(ホンチャオ)空港【SHA】と浦東(プードン)空港【PVG】があります。羽田便と中国国内線の多くは市内に近い虹橋空港、羽田便を除く国際線のほぼ全便及び中国国内線の一部が浦東空港からの発着となります。中国の国内線については、虹橋空港からの発着便が多いですが、ソウルと異なり国際線がメインで発着する浦東空港からも沢山の国内線が発着しているので航空券を確認することをおすすめします。両空港は逆のサイドにあるので、空港を間違えてしまうとタクシーでも1時間以上の移動時間を要します。

バンコクについては、国際線全便及びタイ国内線の主要路線(プーケットやチェンマイなど)はスワンナプーム空港【BKK】からの発着ですが、一部国内線(特に小都市への便)は昔のバンコクの玄関口であったドンムアン空港【DMK】からの発着となるので、タイ国内線を利用する際には特に注意が必要です。


次のページではヨーロッパで空港が複数ある都市について取り上げます。