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複数の空港がある都市での空港間違いに注意(3ページ目)

同じ都市に複数の空港がある場合、どの空港からの出発なのか迷ったことはありませんか?日本からの利用者が多い都市の空港をまとめました。

執筆者:鳥海 高太朗

ニューヨークはJFK・ラガーディア・ニューアークの3空港

ニューヨーク・タイムズスクエア
ニューヨークにはJFK・ニューアーク・ラガーディアの3空港があります(写真は夜のタイムズスクエア)
アメリカでも同じ都市に複数の空港があるケースが見られますが、代表的なのがニューヨーク。現在、成田からニューヨークへの直行便はANA・JAL・アメリカン航空・コンチネンタル航空の4社が運航してますが、ANA・JAL・アメリカン航空はJFK(ジョン・エフ・ケネディー)空港【JFK】、コンチネンタル航空はニューアーク空港【EWR】からの発着となります。またアメリカ国内線を中心に発着する、3空港で最もマンハッタンに近いラガーディア空港【LGA】もあります。

JFK空港とラガーディア空港は車で20~30分の距離で同じニューヨーク州にある空港ですが(マンハッタンからJFK空港まで渋滞がなければ約45分、ラガーディア空港まで約30分)、ニューアーク空港はニュージャージー州に位置しています(マンハッタンから1時間弱)。特にコンチネンタル航空の成田便やアメリカ国内線を利用する際には空港間違いにご注意ください。


ターミナルの数が多いアメリカの空港

シカゴ
出発便と到着便でターミナルが異なる空港・航空会社があります(写真はシカゴ・オヘア空港のANAチェックインカウンター)
アメリカの空港を利用する際には空港の間違いだけではなく、ターミナルの数が非常に多いことから、利用ターミナルの間違いにも注意が必要です。例えば、ニューヨークのJFK空港ではターミナル1~8までの8つのターミナル、またロサンゼルス国際空港【LAX】では9つのターミナルがあります。

さらに空港によっては到着と出発でターミナルが異なる場合もあります。例えば、シカゴ・オヘア空港【ORD】ではANAとユナイテッド航空の到着はターミナル5、出発はターミナル1からとなっています。これは、海外からの到着便はアメリカの入国審査機能を備えたターミナルに限られますが、帰国時には出国の手続きが不要(出国カードを航空会社係員に手渡すだけ)であることから、アメリカ国内線と同じゲートからの出発が可能になっている為にこういったケースが発生しております。




空港及びターミナルの間違いを回避するには、日本出発前、そしてホテルから空港へ向かう直前に航空券(多くはeチケットお客様控え)を確認することだと思います。最近のeチケットお客様控えでは空港名はもちろん、ターミナル名も書かれていることが多いので、併せて確認することをおすすめします。

空港を間違えて搭乗予定便に乗れずに、旅行を台無しにしないよう気をつけましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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