そのまま、爪楊枝の先くらいを口に入れ、日本酒をぐびり
やはり、日本酒の酒肴としての扱いがベストです |
梅干が腐らないように、塩雲丹も冷蔵でおけば痛みません。乾燥は禁物なので、密封容器に入れて、冷蔵庫で保存し、食べる分だけ、きれいな箸で取り分け、長い時間をかけて堪能するのが塩雲丹道です。
一応、保健所のご指導があるので、賞味期限は書いてありますが、この種の食品にも賞味期限をとやかく言うのは、如何なものかとも思います。きちんと保存していれば、それこそ3年でも4年でも日持ちします。
パスタにも合いますが、もちろん、熱々ご飯や寿司飯にもあいます |
しっかりと塩味があるので、少量でも、かなりのインパクトです。
100gの塩雲丹は約100個の馬糞うに 塩雲丹の小さじ一杯で10個の馬糞うに
そんな価値観です。もちろん、そこには浜の皆さんの手塩が掛かっています。
昨今のアミノ酸系のうまみ成分たっぷりの味とは違い、シンプルにして濃厚な味です。
100gが4200円 1個の馬糞うにを潜って獲って、塩雲丹に仕込んで約42円。
これは決して高くないです。むしろ、もっと高くても良いくらいだと、私は思います。
【取り寄せ情報】
京都丹後 海鮮の匠 魚政
担当は谷次賢也さん
【前回、ご紹介した産直品】
深紅の身に含蓄された上質な脂と微かな血。赤身と中トロ。脂は「さす」のではなく、「ちりばめられる」。そんな表現をしたくなる、大きな大間産の黒鮪。本鮪であるが、肌が黒いが故に、市場では黒鮪と呼ぶ。
【9月の産直品といえば、コレ!】
神戸ビーフを使った、男のビーフシチュー。別に難しいことは何もない。良い肉とのんびりした時間があれば、適当に作ってもうまい。塊の神戸ビーフが迫力の逸品に変身します。
その殻の模様から、別名はトラ蝦蛄(しゃこ)。一般の蝦蛄の10倍ほどの巨躯。これだけ大きいと蝦蛄の概念が変わります。蒸し、揚げ、焼き、様々な調理法でいけます。今回は、パスタで!