屋外でも室内でも楽しめる道北流ジンギスカン |
ジンギスカンには2種類の流儀がある
北海道 道南 VS 道北道南流は穴あき鍋や網を使って炭火で焼く!
こちらは最近流行のジンギスカンのお店で食べる流儀。お肉を穴あきのジンギスカン鍋や網の上にのせて焼き、付けだれで食べる流儀です。専門店の多くはこの食べ方です。
確かに煙でいぶされるので、香ばしく焼けますから、お肉をシンプルに味わうという点では良いと思います。難点は煙対策が必要なので、自宅では難しいこと、さらに、野菜を焦がしやすいので、野菜をたっぷり食べるには不向きな点です。
道北流は穴の開いていない、すき焼き鍋に近い鍋やフライパンで焼く!
やはり、アウトドアが似合います |
お肉や野菜から染み出す味が交じり合うので、混沌とした味わいになりますが、個々の素材もしっかりと主張するので、食べやすくてご家庭向きです。簡単に表現すると、すき焼き的調理法です。野菜を汁で煮る感じになるので、多くの野菜を楽しめます。
※今回は道北スタイルでジンギスカンを頂きます。
北海道産ラムでジンギスカンを堪能 相方は行者にんにくです。
左のニラに似た感じの束が行者にんにく |
お野菜は何でも合いますが、絶対に欠かせないのが『タマネギ』『もやし』『ニンジン』、この時期であれば 『行者にんにく』 も必需品です。
行者にんにく(別名:アイヌ葱)とは?
ニンニクに似た臭いと辛味が特徴です。その昔、修験道の行者が滋養強壮の為に食べたので、この名前がついたようです。アリシン(硫化アリル)をたくさん含んでいるので疲労回復や、脂肪代謝の改善、血液をサラサラにする効果などが期待できます。加熱するとグッと食べやすくなります。※ニンニクと同じです。
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