ラ・カシーナ・カナミッラ
@白金台
Ristorante La Casina Canamilla
リストランテ ラ カシーナ カナミッラ
イタリア料理のゴッドマザーがついにレストランをオープン!
イタリア食文化企画が事務局のBUON RICORDO。よい思い出を! という意味。美味しいお料理は毎日の生活の中でもとっておきの思い出になります。 |
イタリア料理業界のゴッドマザーといえばイタリア食文化企画の長本和子女史。ゴッドマザーという名前には程遠い、温和でユーモラスでキュートな女性です。そしてなにはともあれイタリア料理のことならなんでもござれ! という、イタリア料理界の御意見番かつイタリア料理辞典とも言える程、イタリア料理については、知識が豊富なのです。
また、長本女史が代表するイタリア食文化企画ですが、イタリア料理を志そう! イタリアワインをもっと知りたい! と思った方は、ほとんどが御存じだと思います。日本から多くのコックさんやソムリエの勉強をイタリアでしたい方々をイタリアへ送って、その成長を温かく見守っています。
その彼等が、イタリアでの修行を終え、日本へ戻り、今となってはレストランをオープンする等。
しかもイタリア仕込みですから、味は御墨付きです。
その長本女史が、なんと2005年12月に「シロガネーゼ」でお馴染みのプラチナ通り沿い白金台に、一軒家風の佇まいのレストランをオープンしました。
イタリアで14軒のレストランで修行
イタリア4年間の修行。FICT第一期卒業生。イタリアでは14軒のレストランで修行をした佐藤護シェフ。 |
気になるレストランのシェフですが、長本女史が作るのか? といえば違います。ではその長本女史の顔を潰さない料理をいったい誰が作れるの? と、とても思いました。ですので、レストランへは、どちらかというと疑心暗鬼で伺いました。
はじめにレストランへ伺った日は、レセプションの日でした。ブッフェスタイルでしたが、どのお料理も「あの」イタリアの味でした。つまり、イタリアで食べたあの料理、この料理と。当日は我が家の夫とチビも一緒に伺ったのですが、夫はもちろん、2歳3ヶ月の娘までも、手作りパンやパスタに、食べることに夢中になっていました。子供は正直ですから、本当に美味しかったのだと思います。
そして、2回目の訪問。
夫と二人で伺いましたが、やっぱりイタリアの味。そしてピエモンテ人の夫は、他の州の料理にはそれほど詳しくないので、イタリア人である、彼もかなり勉強になったくらい、面白い郷土料理が提供されるのです。
なぜこんなに地方料理が得意なのか? とレストランの佐藤シェフに尋ねたところ、なんとシェフは4年間イタリアで修行を積み、その間、イタリア各地の14軒ものレストランで修行をされたとか。なるほどそれで見たことがない料理が多く、しかもとっても美味しいイタリアの味を再現できるのです。