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野菜のある美しい朝食 vol.3 じゃがいものスフレ

スイーツで有名なスフレ。野菜を使ってアレンジはヨーロッパでよく見られます。またイタリアでもスフレは定番メニューです。離乳食期の赤ちゃんにもオススメ!

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

野菜のある美しい朝食 vol.3

じゃがいものスフレ
Soufle` di Patate

野菜を工夫して料理を楽しく

とかくいろいろな野菜を工夫して食べるのもマンマの知恵。デザートで定番のふんわりさっくりのスフレも、野菜を利用していろんなバリエーションが楽しめます。また、スフレはフランスというイメージが強いですが、北イタリアの当たりでは、結構良く見られるメニューです。

お肉の付け合わせにも最適

今回は、「朝食」として御紹介していますが、こちらはお砂糖を抜けば、メインディッシュのお肉の付け合わせにも最適です。ちょっと小さめのココット型で焼けば、とってもかわいらしくオシャレな付け合わせになります。

離乳食期のおやつにも

素材がはっきりしていると、食感的にも離乳食期のお子さまにもオススメです。こと小麦粉を使っていないので、小麦粉アレルギーのお子さまには特に最適です。もちろん牛乳、卵のアレルギーをおもちのお子さまは避けて下さい。

じゃがいものスフレ
Soufle` di Patate

【材料】ココット型4個分
じゃがいも…………………中2個
卵黄…………………………2個分
卵白…………………………2個分
オリーブオイル……………大さじ2杯
グラニュー糖………………20g
塩……………………………ひとつまみ
牛乳…………………………100cc
粉糖…………………………適宜


【作り方】
1. じゃがいもは皮付きのまま茹で、茹であがったら皮をむき、熱いうちにつぶし(マッシュし)、塩をふる。
2. 1にグラニュー糖をあわせ、卵黄、牛乳、オリーブオイルをあわせ、ペースト状にする。
3. 卵白は角が立つようなメレンゲにし、ざっくりと泡を潰さないように2に混ぜ合わせる。
4. ココット型に薄くオリーブオイル(レシピ外、またはバター)を塗り、3をゆっくりと流し入れ、予め180℃に熱しておいたオーブンで15分焼く。
5. 表面がふっくらと膨れ上って、ココットを揺すってもフルフルしないようであればオーブンから取り出し、粉糖をふり、熱いうちに頂く。

【メモ】
・オーブンは家庭ごとに「クセ」があるので、焼き加減を見てください。
・お肉の付け合わせの時は、砂糖を使わず、少量の黒コショウを適宜足してください。塩もちょっと多めにふってください。
・冷めても美味しくいただけます。
・オリーブオイルをバターに(20g)すると、コクと甘味がさらにプラスされます。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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