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@イタリアンレシピ
パセリみじん切り機
Trita Prezzemolo
イタリア料理のレシピで、「最後にパセリのみじん切りを散らす」 と書かれているものが多いのは、何度かイタリア料理をチャレンジした方なら御存じのはず。
しかし、あのふんわりしたパセリをみじん切りって、結構、面倒臭く、手間がかかりませんか? イタリアの家庭でも、通常、包丁を使ってみじん切りにしているのでしょうか? そんな手間のかかることを、毎食ごとにしているのでしょうか?
ずばり、答えはNOです。
イタリアの家庭には、たいてい写真にもある「トリッタ プレッツェモロ」(パセリみじん切り機)があります。写真で見ると、一見重そうですが、これがいたって軽いのです。
パセリを適当な大きさ、5cm位に切って、または手でちぎってこのみじん切り機に入れ、クルクルハンドルをまわせば、パセリはみじん切りとなってふりかかります。
イタリアの家庭では、必ずといってもよいほど、このトリッタプレッツェモロがあるのです。
もちろんパセリだけではありません。時には、バジリコ、セージ、タイムなどのハーブ類をミックスで入れ、ハンドルをくるくるまわせば、ミックスハーブの出来上がりです。これを肉類に振り掛けて、オーブンで焼けば、フレッシュハーブの香りがたまらないお料理になります。
ちょっと手間のかかるジェノベーゼソースも、これを使えば簡単に仕上げることができます。
我が家でも、毎日のパスタ、ズッパ(スープ)などに、このトリッタプレッツェモロを使って、パセリをふりかけます。
イタリアでは日用品雑貨店で扱われており、日本でも最近、場所にもよりますが、輸入食材屋さんの日用品コーナーでも手に入れられるようになりました。
これがあれば、ますますイタリアンが手ごろな料理となることうけあいです!