イタリアンの基本/イタリアンの基本関連情報

【徹底検証】イタリアの水@Glass square イタリアの水★大辞典(2ページ目)

恵比寿ガーデンプレイス内にウォーターバーができました。イタリアの水も数多くあり、その詳しいお水のご紹介。取り扱いはないけど、手に入るものを御紹介します。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

San Pellegrino
名 前サンペレグリーノ
TYPE Gassata 炭酸水
     (Normaleは未輸入)
硬 度734
地 域ロンバルディア州
輸入者(株)ネスレ
参考価格380円(500ml)

NOTE
イタリアンレストランへ行けばほとんどがサンペレグリーノだと思うのですが、こちらのお水の特徴としては、すっきりした炭酸だと思います。
サンペレグリーノはロンバルディア州のベルガモという街で採掘され、そちらにはサンペレグリーノテルメという、ちょっとした温泉街にもなっています。
この泉は、15世紀にはミラノの貴族階級に湯治などに使用されてきました。そしてなんと晩年をミラノで過ごしたレオナルド・ダ・ヴィンチもこのサンペレグリーノを愛飲したと言われています。
水源がアルプスの山々の恵みをふんだんに吸った石灰岩などの地層から地下400メートルという場所にあり、純度が高く、ミネラル分をたっぷり含んだ水とされています。
また、カルシウムなどのミネラル分が豊富なことから、整腸作用があるとされ、個人差はありますが、便秘気味の方などは朝、サンペレグリーノを1杯飲むことでお通じが良くなるともされています。
ちなみにわが家でもかかせない炭酸水で、ケースで常備しています。


San Benedetto
名 前サンベネデット
TYPE Gassata 炭酸水
     Normale ノーマル
硬 度227
地 域ヴェネト州
輸入者 ノルレェイクインターナショナル
参考価格130円(330ml)
NOTE
イタリアで最も売れている水です。イタリアのキオスクやバールはほとんど、アリタリア航空、イタリアの電鉄系でも使用されています。最近ではJALのイタリア便にも使用される程、手ごろで飲みやすい水です。
私もイタリアを電車で旅する際、サンベネデットを片手に持って旅します。
こちらはあの有名なヴェネチアが採掘地で、アルプスのミネラルを豊富に含んでいるので、科学的な加工はない状態でボトリングされています。
ミネラル分を多く含んだ弱軟水で、まろやかな味わいが万人受けするとされています。

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