イタリアンの基本/イタリアンの基本関連情報

たまに行くからオススメの美食の旅 ニースから国境を超えイタリアへ

美味しいイタリアンはフランスにも存在するのです。ここニースは元イタリア。フランスからイタリアへの電車の旅とともにフランスでもイタリアンを楽しみましょう。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

もっとヨーロッパを楽しまなきゃ♪
グルメ三昧♪ 
ニースから国境を越えてトリノへ


行ってきましたヨーロッパ。今回は、イタリアだけでなく、ベルギー、フランス、イギリスと回りました。その中でみなさんに是非オススメしたいのが、フランスはニースからイタリアはトリノへの夢ある3時間の電車の旅です。そしてイタリアだけでなくフランスでも楽しんだイタリア風フレンチの素敵なリストランテをご紹介します。

ここ青い空、蒼い海のフランス・ニース(NICE)は、コートダジュールとして、高級ビーチリゾートとしても有名ですが、ここがつい最近までイタ リアであったことをご存じですか?
  ここは以前ジェノヴァの商人で有名なリグーリア州にニッツァ(NIZZA)という名で属していましたが、1860 年から、フランス領となりました。また、この当時リグーリア州の上、トリノがあるピエモンテ州はサヴォイアと呼ばれ、お菓子のサヴォイアルディは、ピエモンテ州のお菓子なので、名前もこのサヴォイアに由来しています。 ですから、ニースで食べられるお料理は、リグーリア州の料理に近く、新鮮な魚介類、豊富な果実や野菜に恵まれた、シンプルで美味しいものであり、イタリアン的な要素を多く残しています。

今回のリストランテは、Bistrot du Port(ビストロ ドゥ ポール)です。ビストロです。イタリアンでいうなればトラットリアといったところでしょうか。
ヨットが停泊する穏やかな場所に位置しており、最高の地元で取れた魚介類を食べさせてくれます。
私がオーダーしたのは、「鳩のヴィネグレットサラダ」「アスパラガスのラビオリ」「トリュフ風味の手長海老のグリル」「クレームブリュレ」でした。イタリアン的視点から見れば、ラビオリはイタリアのそれと全く同じで、手長海老もイタリアで“スカンピscampi”と呼ばれるものを使っていました。個人的な意見ですが、ここは「イタリアン」でした。
Bistrot du Por
28 QUAI DE Lunel
TEL: 04-93552170

さていよいよイタリアはトリノへの旅です。

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