カゼボ・ガレストロ BIANCO…バランスの取れた辛口白ワイン。
レモーレ ROSSO…フレッシュな飲み口の赤ワイン。
アルビッツィア BIANCO…まろやかな甘味を残す白ワイン。
ローザ・ディ・コルテ ROSSATO…フルーティーなロゼワイン。
ラマイオーネ ROSSO…上品で優しい赤ワイン。
モルモレート ROSSO…芳醇な香り高い赤ワイン。
(モルモレート以外は、ビンテージにょっても変わりますが、1500円前後でお買い求めできます。ちなみにモルモレートは7000円前後です。 取扱い:メルシャン株式会社)
以上が代表するフレスコバルディ家のワインですが、忘れていけないのはLUCEですよね。御存知の通り、LUCEは特殊であり、特別なワインです。というのは、LUCEは、フランスはボルドーのシャトー・ロートシルトともジョイントし、オーパスワンというワインも産出したカルフォルニアのワインメーカー、ロバート・モンダヴィとベンチャー企業として、ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社を設立し、造られたワインだからです。
LUCEはサンジョベーゼ種を主体とし、メルローをブレンドしたもの。LUCEは光という意味で、スーパートスカーナと呼ばれるワインでもあります。ちなみにLUCEの弟分であるルチェンテも同じ品種で造られています。
さぁ、イタリアワインを楽しみたいのなら、その造り手の思い入れや、今そこにあるワインの歴史を堪能して楽しむと、さらに味わいが深くなると思います。私はそういうワインの古い歴史が大好きです。そして、このフレスコバルディ家のワインも、「貴族」というと、雲の上の話に聞こえがちですが、手元にあるそのボトルに、その栄華があるとするとロマンですよね。しかもお手ごろ価格!! イタリアワインはイタリアの建国と伴って歩んできた、歴史ある造り手が多いので、随時、御紹介していきます。