中国/中国基本情報

中国のエリアガイド(9ページ目)

日本の約26倍という広大な中国。そこには56種の民族が存在し、独自の生活を築いています。そのため、同じ国でありながら各エリアで景色も文化も全く異なるのです。ここでは、華北、東北、華東、華中、華南、西南、西北、特別行政区という8つのエリアごとに、それぞれの特徴と見所をご紹介します。

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド

特別行政区/香港、マカオ

香港の夜景

“100万ドルの夜景”と謳われる香港の夜景

マカオ

マカオのシンボル、聖ポール天主堂

長い間、租借地として外国の支配下に置かれ、近年中国に返還された地域を特別行政区と呼びます。変換後も中国本国の地方行政制度とは異なる行政機関が設置され、独自の法律が適用されるなど、大幅な自治権を持っています。今でも、香港マカオには、その支配国だったイギリス文化、ポルトガル文化が色濃く残っています。

■気候
亜熱帯気候に属する香港、マカオは、12月ぐらいまで海水浴可能という温かさ。一年を通じて旅行することができます。ただし、夏はじめじめと不快指数がかなり高くなっています。

■言葉
広東語が共通語です。それとかつての支配国の影響で、香港では英語、マカオではポルトガルが優勢言語として存在。中国変換前、普通語はほぼ通じなかったのですが、最近では、普通語の普及率がだいぶ高くなってきました。

■性格
中国本土の人たちにとって、特別行政区はまるで外国。つまりそこに住む人々は、中国の顔をした外国人というわけです。一方、香港人やマカオ人も、本土の田舎者と一緒にされたくないと思っているようです。

■観光事情
マカオカジノ

中国唯一のカジノ都市、マカオ

香港やマカオは日本人にとって、中国の中で最も親しみのあるエリア。早くから観光地として開発されてきました。グルメ、ショッピング、夜景といえば香港、東洋のラスベガスといえばマカオというように、今でも観光地として根強い人気があります。(香港、マカオの詳細は「All About香港」、「All Aboutマカオ」を参照ください)

<世界遺産>
マカオ歴史地区 (マカオ)
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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