以前は10月10日で覚えやすかったですね。そもそもは37年前の十月十日の東京オリンピック開会日を記念して設けられた祝日です。以来体育の日は全国各地で運動会や体育祭が開催されるようになりました。
それに山もすっかり色づいて行楽のシーズンたけなわです。家族揃って出かける機会も多くなるのではありませんか?美味しいものが手軽にどこででも食べられる時代ですし、普段、忙しく働いてるお母さんは、玉の休みの日、まして遊びに出かける時くらいは、ご飯の支度なんてしたくないですよね。が、そこをなんとか----そうだ!なんならお父さんが家族のお弁当を作るっていうのはどうですか?いい考えでしょ、、決まり!そうしましょ。
【おにぎり】
★握り方のコツ
まずは手に冷たい水をつけて、少量の塩を手にこすりつけ、ご飯を一度にふわっと持ってギュッと握りましょう。<継ぎ足ししない>あまり力を入れすぎるとご飯が潰れて不味くなります。
<おにぎり左から>
・青菜の漬け物の葉を開いて巻きつけたおにぎり。<具は入れなくてもいいのですが、入れるなら鮭が合います>
・塩をつけないで握ったおにぎりをゆっくり焼いて、しょう油を入れた皿に両面をつけ、もう一度乾かす程度焼く、焼きすぎは苦くなるので良くない。側面に海苔をぐるりと巻く。仕上げに青海苔粉を少量ふる。
・同じように握ったおにぎりを焼いき、甘味噌をつけて、焦げ目がつくまでもう一度両面焼く。<こちらでは『弁慶めし』といいます。>
《甘味噌の作り方はこちら→『田楽みそ』》
・塩をつけて握ったおにぎりに薄焼き玉子を乗せ、その上に海苔をかぶせる。玉子の部分にめぼしをつけて十字に切り込みを入れる。
・塩おにぎりをとろろ昆布で包み、梅干しを飾る。
★手塩にかけて....
おにぎりロボットなる機械が発明されてから、かなり長い年月が経ちましたが、未だに塩をつける作業は手作業になります。これがけっこうメンドウなのです。だから、機械で大量生産されるおにぎりのご飯は、最初っから塩味をつけて炊くことになります。外側の塩の効いたご飯と、内側のご飯が口の中で混ざり合いかもし出す、あの絶妙の美味さは、手で握ったおにぎりにだけ与えられた栄誉なのです。
変わりおにぎり...
【かつ巻き・エビ巻き】
・ご飯は少し冷ましておく。海苔の向こう側をあけるように、ご飯をおく、刻みキャベツとレタスを真ん中に敷くように乗せ、その上に切ったトンカツを乗せ辛子とトマトケチャップとトンカツソースを混ぜたソースをカツの上に塗り、一気に巻く。
・エビ天やえびカツは、ミリンとしょう油と出汁<麺つゆでも>を煮詰めた汁をからめ、同じように巻く(大葉を一緒に巻いてもよい)。どちらも海苔の継ぎ目を下にして置いておき、しばらくしてから適当な太さに切る。
【小さなおかず】
<左から>
・ブロッコリーを塩茹でして、パン粉、パセリのみじん切り、塩コショウ、ガーリックパウダー、バターを乗せててオーブントースターで焼く。<少々おこがましいがエスカルゴ風味>薄切りチーズかマヨネーズを乗せて焼いてもよい。
・薄切りじゃが芋かさつま芋を牛乳で煮て塩コショウしてホイルに入れて粉チーズとパン粉をふり掛けて焼く。マヨネーズとツナ缶と茹でたマカロニを混ぜて焼いても美味。
・多めのエノキ茸を、薄切り豚肉でしっかり巻いて、フライパンで焼き、酒・ミリン・しょう油、水、砂糖をからませ、味付けしたもの。
豚肉で巻くものは冷凍ポテトやポテトサラダも美味しい。
・前日に、ゆで卵の殻を剥いて袋に入れ、しょう油少量に漬けておいたものを、水分を拭いて、油でさっと揚げたしょう油卵。
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【お弁当にむくおかず】
・お弁当にも酒の肴にも...『お正月の一品』
・小さい子のお弁当に...『かわいい料理』