お宅の「裏庭」、眠ってはいませんか?

裏庭
雑多な裏庭では、せっかくのスペースがもったいない
一戸建て住宅の場合、隣接する民家や接面道路の状況にもよりますが、一般的には家の南面や東面を庭に当てるお宅が多いと思います。おのずと日当たりの悪い北面や西日の強い西面はあまり活用されずに、雑草天国になっていることも。
今回は、こういった裏庭部分を機能的なバックヤードとして活用するプランを考えてみましょう。

バックヤードとサービスヤード

洗濯物
効率よい家事動線も大切
前回の【センスアップのヒント集Vol.5 「始末の良さ」から、美しさを】でも、整理整頓で作業効率アップにもなる「庭を支えるスペース」としてご紹介したバックヤード(backyard)ですが、直訳すると「裏庭」という意味になります。
「yard」だけでも「小さな裏庭」といった意味がありますが、ガーデニングにおけるバックヤードとは、育苗や植え替えなどの作業を行うための舞台裏的な意味も持ちます。
またサービスヤードという言葉もありますが、これは洗濯や物干し、ゴミ出しなど家事を行う屋外スペースを指す言葉です。勝手口付近にあることが多いのですが、動線上バックヤードと重なる部分が大きいと思われるので、今回はここもひっくるめて考えていきましょう。

裏庭スペースと動線を考える

空きスペース
スペースは有効に使いたいが…
裏庭のスペースがどれだけあるのか、また自分は普段家の周りをどのように動いているのか(動線)を把握しておくことは、プランニングの上で重要です。これによって、どこに何を置くのか、どう活用していくのかが見えてくるからです。
この作業にあたっては、シリーズ記事【庭をデザインしてみよう!】【PART1.プラン・デザインの前に】の現状把握の仕方と 【PART2.プランニングシートを作る】の【WORK2.庭のゾーニングと動線】が役立ちます。

例えば、ゴミを出すときは?洗濯物を干すときは?庭で水やりをするときは?など、プランニングシートに色を変えて動線を書き入れていくと、日頃自分がどのように動いているのかが客観的にわかるようになります。
これから物置や作業スペースを設ける場合は、この動線を活かして考えていくと 設置後の動きもスムーズでストレスなく行えるでしょう。
また既存の物置などがある場合は、本当にその場所が適しているのか、もっと効率の良い場所はないのか再考してみましょう。