フォルムとコンビネーション
寄せ植えを作るときのポイントは? |
まずは下の画像をご覧ください。同じ鉢に、フォルムの違う植物を植えてみました。
1.線を描く植物(A)のみの場合 | 2.こんもりと丸く茂る植物(B)のみの場合 |
3.地面に沿って広がる植物(C)のみの場合 1.~3.の例では、鉢とのバランスがうまく取れなかったり、間が空き過ぎてどこか寂しい感じがしますね。 それでは、コンビネーションを加えるとどうなるでしょう。 |
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4. A+Bで組み合わせた場合 | 5.A+Cで組み合わせた場合 |
6.B+Cで組み合わせた場合 | 7.A+B+Cで組み合わせた場合 |
どうでしょう?同じ鉢でも植物のフォルムやコンビネーションの仕方で、ずいぶんと違って見えますね。また、一株の中にこんもりした部分やラインの強い部分が混在した植物もあります。こういった植物は「どこを活かすか」によって使い方が変わってきます。
さらに植えつける鉢を変えると、一つのフォルムの単植でも印象は変わってきます。
1.小さなハンギング | 2.ボールプランター |
コンビネーションを考えるときは植物のフォルムだけでなく、植えつける鉢のフォルムも大切な要素になるわけですね。
フォルムを見極める眼は、日ごろから植物をよく観察する努力をすることで少しずつ養われていきます。センスアップのためには、ただ「あぁ、きれいねー」だけでなく、じっくり観察するクセをつけていきましょう。