良い土って?

土
良い土って、どんな土
「植物をうまく育てるには、良い土を使いましょう。」とは、私も実際の講習会の時によく口にする言葉です。植物の生育には必ずしも土が必要とは限りませんが、私たちが普段ガーデニングで親しんでいるのは、圧倒的に土に植えられたものが多いでしょう。
それでは、「良い土」とはどんな土なのでしょう?良い土とは、団粒構造を持った土になりますが、これについてはガイド記事【もうワンランクアップ!達人への近道は?】の「土について」で解説していますので、ぜひご参照ください。

さて、それでは団粒構造を持った良い土と団粒構造が崩れてしまった土とでは、植物の生育にどう影響するのでしょう。実際に実験してみましたので、その結果をご覧下さい。
※土なしガーデニングについては……
【クリーンに楽しむ、インドアグリーン】


実験!良い土VS古土

土
四種類の土を用意
まずは、実験のための土を用意です。画像は、左上がコンテナ栽培に使った古土、右上が古土に市販の古土再生剤を加えたもの、左下が基本土と言われる赤玉土+腐葉土のブレンド土、右下が人工的に団粒構造を作り出した粒状培養土です。

この土を使って、同じ圃場で作ったマリーゴールドの苗を植えてみます。苗はできるだけ同じくらいの大きさの物を使い、今後の観察のため花と蕾は切り落としました。さあ、これで準備完了。いよいよ実験開始です!
といっても、すぐに結果が出るわけではなし……と思ったのですが、苗をそれぞれのポットに植え付けて水やりをする時点で既に違いが!古土オンリーのポットは、水がなかなか染み込まず、ウォータースペースがしばらく水溜りになってしまったのです。これは、今後の経過も気になるところですね。
※基本土とは……
園芸用の土として基本となるものです。詳しくは【マイブレンドの土を作る】へどうぞ。


一週間後

一週間後の苗
植え付けて一週間後の苗
画像クリックで拡大
植え付けの済んだポットは、それ以降トレイに入れて同じ場所で管理しました。すると、一週間で早くも違いが!同じくらいの大きさの苗を使ったはずでしたが、画像でおわかりのように、生育に差が出てきたのです。
苗は左側から順に、A.赤玉+腐葉土、B.粒状培養土、C.古土+再生剤、D.古土のポットです。更によく見ると、D.古土の苗は葉っぱもなんだか元気がありません。
またA.とB.はどちらも良く育っているようですが、若干A.の方が茎葉が間延び傾向にあるようでした。

次ページは、その後の生育と根の様子です>>次ページへ