美の化身、ハイビスカス

ハイビスカス

ハイビスカス

夏が近づくと、店先にはいかにも南国のものらしい風情を漂わせる、色とりどりのハイビスカスの鉢が並びますね。

ハイビスカスの学名Hibiscus(ヒビスクス)は、エジプトの美の女神「Hibis」とギリシャ語の「isko(似ているの意)」からといわれています。

ハイビスカスはハワイの州花として知られていますが、マレーシアの国花、沖縄市の市花でもあります。

ハワイでは首に掛ける「レイ」に用いられ、マレーシアでは500種以上のハイビスカスを観賞できる「ハイビスカス・ガーデン」があります。またネパールでは、聖なる花として大切にされています。

このようにハイビスカスは、世界各地で愛されている花です。ハイビスカスの持つ人の心を魅了する力は、美の女神の名に恥じないものといえるでしょう。

 

《 ハイビスカス 》
  • 学 名 :H.rosa-sinensis
  • 別 名 :ブッソウゲ
  • 原産地 :アフリカ、ハワイ、中国、インド等
  • 科 名 :アオイ科
  • 属 名 :ヒビスクス(Hibiscus)属
  • 性 状 :常緑低木
  • 開花期 :5~10月
  • 花言葉 :勇敢、繊細な美、新しい恋

ハイビスカスの種類

ムクゲ‘日の丸'
ムクゲも同じヒビスクス属の花だが、こちらはハイビスカスとは呼ばない
トロピカルフラワーの代表といえるハイビスカスは、植物学的にはフヨウやムクゲといった日本で親しまれている花木と同じアオイ科ヒビスクス属の植物です。

しかし一般的には、主にハワイアン系のものを「ハイビスカス」と呼んで区別しています。

日本では九州南部、沖縄などで露地植えされているものもありますが、多くの場合は鉢植えで市場に出回っているものを買い求めることになるでしょう。

ハイビスカスは、交配を重ねることで非常に多くの品種が生まれています。
花色もポピュラーな赤だけでなく、黄色、オレンジ、ピンク、白など豊富で、花びらも一重、八重咲き、半八重咲きと様々です。

その種類については、オールドタイプ、ニュータイプ、ハワイアン系、コーラル系といった分類もできますが、交雑による中間種も多いため品種名がわからないものも存在します。したがって、その系統や品種といったことよりも、好みの花色、花姿で選ばれると良いでしょう。

ちなみにハーブティーに用いられるハイビスカスは、観賞用の品種とは異なるH.sabdariffaとなります。

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