おすすめの書籍

ここでは、一般名と学名が併記されていて、容易に植物の名前を知ることができる本をご紹介しましょう。

【一般向き】
花の名前
  • 「花の名前」
    ──由来でわかる花屋さんの花・身近な花522種
    価格:1575円(税込)
    一般的に使われている名前で、50音順にまとめられています。
    掲載品種は522種、掲載写真約700点で、学名、原産地、耐寒性、入手時期、花色など基本情報のほか、名前の由来もわかります。

    花の名前 ポケット事典

  • 「花の名前 ポケット事典」
    ─—身近にある花、花屋さんの花がわかる本
    価格:2854円(税込)
    身近な植物を、1・2年草、宿根草、球根類、花木・庭木、観葉植物・シダ、つる性植物、多肉植物に分けて紹介しています。
    一般的な名称で引け、科名、属名、学名、別名、英名、原産地、用途などがわかります。 掲載写真は、約1200枚。

    【プロ向き】
    日本花名鑑
  • 「日本花名鑑」
    価格:各2,980円(税込)
    2004年12月現在で全三巻発行されているこの本には、日本で流通している主要植物が5000種以上(2、3巻では4000種ずつ追加)が園芸分類別に掲載されています。
    写真はサムネイル程度の大きさですが、約3000枚掲載。
    学名、流通名、性状や用途の他、日本花き取引コードが記載されており、花関連の仕事をしている人には必携といえる本です。
    和名で引ける索引があるので、目当ての植物がすぐに探せます。
    ただし2、3巻では追加植物についてしか詳細が記載されておらず、「1巻掲載品種→」のように掲載巻しか紹介されていないので、結局全巻そろえなければならないのが難点です。

  • 「園芸植物大事典」
    園芸植物大事典

    価格:42,819円(税込)
    こちらは本編二巻と用語集・索引の全三巻で構成されており、内容もさることながら、価格・厚み・重さとどれをとってもプロ級!
    5万種類に及ぶ植物を学名で記載、収録カラーは12000点。
    「コンパクト版」となっているのですが、片手で引けるような手軽さには欠けるのが唯一の難点でしょう。

    学名の未来

    ここまで、ガーデナーの知識として是非とも植物の本名である「学名」を覚えていただきたい旨を述べてきました。
    しかし、ここで一つ重要なことをお知らせしなければなりません。
    それは、「学名も変わることがある」という事実です。

    科学は日進月歩で進んでいます。
    これは植物学も例外ではなく、新種の発見や分類学の見直しが図られることもあるのです。
    分類系統が改められれば、その植物の学名も変わることがあるのです。
    覚えた学名が一生ものでないのは、なかなかツライところですね。
    それでも、せめて自分の庭にある植物だけでも、学名を知っておきたいと思うのです。

    昨今、業界でも植物ラベルに「学名」を明記しようという動きが出ています。
    その地で慣れ親しんだ和名や別名、流通名がなくなることはないとしても、やがては全てのラベルに流通名と学名が併記される日がくることでしょう。
    ぜひ皆さんにも、その植物の生い立ちがわかる「学名」に親しんでいただきたいと思います。

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