トマト・シソ・キュウリ・枝豆……。春に植えた野菜たちの収穫も、ピークを過ぎました。我が家でもキュウリがまだ少し花をつけていましたが、シソを数本残してあとは全て整理しました。株を抜いたあとの土を掘り返し、残っていた根などを処分。このあと土壌改良のため、苦土石灰を施して一週間ほど寝かせます。これに堆肥や肥料をすきこんで更に一週間もすれば、次の植付けができるようになります。
近所のホームセンターには、既に様々な野菜苗や種が並んでいました。土が出来上がるまでの間に、秋の菜園計画を立てながら、育苗箱での種蒔き、苗作りをしておきましょう。今回もキーワードは「初心者マークでも収穫できる」です!
これから種蒔きして収穫できるものというと、葉物では小松菜、シュンギク、ほうれん草、三つ葉、チンゲンサイ、キャベツ、レタス、根菜類ではダイコン、ラディッシュ、カブなどがあげられます。種蒔きの方法は、草花の種と変わりありません。ガイド記事「種から育てる花」を参考にしてみてください。キャベツやレタスなど野菜苗もいろいろ出回っているので、種蒔きが苦手という方は、苗から気軽に楽しんでみると良いですね
球根を植え付けるものでは、ワケギやアサツキがあります。どちらも薬味などに重宝する、ネギの仲間ですね。堆肥などをたっぷり施した肥えた土に植え付けると、グングンと葉が伸びてきます。20~30cm葉が伸びたら収穫できますよ。
注意したいのは、球根植えつけ時の覆土。ワケギは、球根の先の部分がほんの少し見える程度に植え付けます。それに対してアサツキは、球根の上に6cmほど土を被せます。
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