引越し/引越し業者の選び方

たった1万4000円。家族の引越し!(2ページ目)

可能な限り自力で作業をして、引越し料金は1万4000円で抑えたSさん一家。でもそれなりの労力はともなったようです。

執筆者:All About 編集部

自力で運べるものは自分でGO!

エレベーター、養生
マンション内ではエレベータ、廊下などの養生は必須。資材を買うとそれだけで数万円することも……。
当日業者が梱包と運搬をしてくれることになったのは、以下のもの。1万4000円では十分に感じられました。



洗濯機、冷蔵庫、ダイニングテーブル、テレビ(2台)、ラック、Wベッド、マットレス、学習机、押入れダンス
※これに養生代も含まれました



「大きなものさえ運んでくれればと思っていたので、とりあえず満足しました。でも、自分たちの衣類、書籍、食器類など、荷物は多く残っていました。ダンボール箱に梱包する必要もないので、大丈夫と高をくくっていましたが、それが食わせモノ。台車に重ねて積むこともできず、また部屋の中で積み重ねておくこともできず困りました」

運んでも運んでも“終わり”が見えてこない

引越し、子どもの用品
運んだものがどんどん部屋に積もっていく……。

少ないと思っていた荷物も、段ボール箱に詰めれば50箱以上の量はあったそうです。一度に運べる量はたかだか1~2箱分の量。「子どもも手伝ってくれましたが、大きいお皿だったら2、3枚でもう手一杯」


あっという間に引越しの日が近づいてきて、結局Sさんが2階と5階を何十回と往復。引越し後はその疲れで寝込んでしまわれました。

最初のうちだけ盛り上がった家族たち……

「家族の引越しなんて結局のところ、主婦に負担がかかるケースが多いのではないでしょうか」とSさん。

「自力で引越し、といっても最初だけ『できる、できる』『やろう、やろう』なんて盛り上がったんですけど、その気持ちが持続しないというか……。

『時間があるときに少しずつやれば大丈夫』という掛け声も、実際主人も子どもも家にはいないので、結局私が時間のあるときに荷物を5階に運び、ついでに掃除も…ということに。

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