近隣トラブル！苦情の『ピンポーン』（1）(2ページ目)

【ケース3】布団が下の階まで垂れている？

布団の干し方まで文句を言われるなんて！

Ｔさん一家は転勤のため、新しい社宅へと引っ越すことになりました。新しい住人はただでさえ、その行動に注目が集まるところ。ましてや社宅。近所に迷惑をかけないように気をつけていたつもりでした。

引越して始めての日曜日。ひさしぶりの晴天ということもあって、たまりにたまった洗濯物や布団を干し始めました。そこへ、『ピンポン』「あの、○○○号室ですが……。お宅の布団が下まで垂れ下がっています。干し方を考えてください。」上階で干している布団が、下階の軒先でゆらゆらして不快だというクレーム。「これは嫌がらせ？」Ｔさんは今も理解に苦しんでいる様子。

教訓その3「自分では絶対気にしないことも、他人には気になるもの」

【ケース4】ゴミは自分のゴミ置き場に

とかく一人暮らしは目の敵にされやすい。

Nさんは社会人となって一人暮らしをはじめました。引越し後、初のゴミ収集日。Nさんは予定していた電車に乗り遅れないよう、慌てて会社に出かけました。ふと気づくと手にもったの生ゴミを指定のゴミ置き場に捨ててくるのを忘れたようです。しかしラッキーなことに、すぐ先に戸建ての住人用のゴミ集積所を発見。持っているゴミは、わずかスーパーの袋一つ分。迷わずそこに捨てて会社へと急ぎました。

何日か経ったある日アパートの掲示板に「アパートの集積所以外ではゴミを捨てないで下さい！近隣から苦情が来ています。　管理人」反省するよりも一体誰が見ていたのだろう、とそちらの方が気持ち悪くて仕方ないと言います。

教訓その4　「自分は気づかなくても、どこかで誰かに見られている」

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引越し後すぐに、クレームを言われる方は多いようです。言った側の意見としては、「このまま放っておくと、それが良いことと思われる。」「数ヶ月たってからクレームを言うと、何よ今さらみたいな態度を取られる」などをあげた方がいます。

それは逆に言えば、最初の数ヶ月間は多くの人に行動をウォッチされていること。特に注意が必要です。それを過ぎれば関心もしだいに薄れていくことでしょう。まずは、最初が肝心！