引越し/引越し関連情報

近隣トラブル!苦情の『ピンポーン』(1)

近所づきあいが希薄になってきたと言われる昨今。しかし引越しは別。近隣の方からの注目度は大。引越し早々、ちょっとした行動からこんなクレームを言われることもあるようです。

執筆者:All About 編集部

引越し、玄関
引越し後すぐの「ピンポーン」。あなたはどんな思いで扉を開けますか?
引越しをしてすぐ、思いも寄らないことで、近所の方から苦情を言われることがあるようです。

このサイトにもそんな悩める方からのメールが寄せられています。さて、トラブルとは一体どんなことなのでしょう?同じ様な経験をしたことのあるガイドは、決して人ごととは思えず聞き入ってしまいました。

【ケース1】留守と思っていたお宅からの突然の苦情

引越し、遊び
ちょっとくらい家で遊びたい気もするけれど……。
騒音でまずヤリ玉にあがるのが、子どもの足音。Mさんは住み替えのため7階建て公団住宅の最上階に仮住いすることになりました。ご家族はご主人と7才と3才になる2人の女の子。築年数が浅いこの物件は今流行のフローリング。「フローリング?子どもが小さいけど、カーぺットを引かなくて大丈夫かしら?」しかし、ここに住むのはたった半年。出費は抑えたいし、ちょっと気をつければいいやとの結論に至りました。

半年でもきちんと挨拶だけはしようと両隣と下階のお宅に挨拶に行きました。しかし、下階のお宅はいつ伺っても留守。「ひょっとしたら、ここで暮らしていないのかな?」と気持ちがゆるんだMさん。子どもにどんどんしないようにとの注意もしないまま……。

『ピンポン』「あっ、はい」「下の者です。すごーく、足音がうるさいのですがいい加減にしてください」といきなりの先制パンチ。そこには、化粧気もない30代の女性がちょっとふてくされたように立っています。「すみません、あの~私は、先日引越してきました、、、」と引越しの挨拶と品を手渡そうとするMさんに「いりません。そんなもの」。全く取り付く島がありません。

「そうなんです。いつも家にいるらしいのです。ぜんぜん物音もしないんですけど……。あれから子どもたちにはそろっと歩くように注意していますが、いつまた怒られるかと思うと気が気でないんです。」

教訓その1「どうせこの時間隣人はいないから、と楽観的に思うのはやめよう!いきなりレッドカードとともに現れるかも……」

【ケース2】あんたの部屋のライトがまぶしい?

引越し、ライト
それは嫌がらせ?それとも本気なの?
Yさんが引っ越したのは、コの字型に立ち並ぶ3棟のマンションの一角。夕方に荷入れが終り、少しでも片付けようと夫婦で夜遅くまで作業を続けました。もちろん下に響かないように、細心の注意を払っていたつもりでした。

翌日早朝8時に『ピンポン』いきなりの訪問者です。ドキッとしながらも寝ぼけ眼でドアを開けるとそこには見知らぬ人が。「どちらさまでしょうか?」「私は、向かい側の部屋に住んでいるものです。」と小さな中庭をはさんで数メートル先にある別棟を指しています。「おたく昨日遅くまで片付けしていたでしょう?その光がまぶしくて……、もう夜中にこうこうと電気をつけるのはやめてください!」

「?」たしかに引っ越後すぐだったため、カーテンがついていない部屋がありました。ひょっとするとそこからライトがもれていたのでしょう。でも中庭をはさんで向かいの棟まで照らせるのでしょうか?第一、その部屋の方が自室のカーテンをきちんと閉めれば、何も問題はないわけです。Yさんは未だ納得がいかない様子。

教訓その2 「引越しの時に忘れがちなミス。真っ先にカーテンをつけよう!夜になれば中が丸見え」
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