暖房器具を上手に使おう
エアコンを使うときは、寒くても暑くても、扇風機があると効率よく温度を調節できます。オシャレなサーキュレーターなら、インテリアにも邪魔にならない。 |
● 暖房は窓際に置く
冷気は窓から入ってきます。暖房器具を窓の近くに置いておくと、外から入ってくる冷気を温め、また外へ出ていこうとする暖気が逃げにくいという効果があります。
● フィルターの掃除をする
暖房器具を効果的に使うためには、きちんとしたお手入れが必要です。エアコンはもちろん、ファンヒーターなどのフィルターはしっかりと掃除をしましょう。
● 扇風機と一緒に使う
扇風機は夏に使うものと思いがちですが、「夏から出しっぱなしだったよー」というあなた、それ、正解。暖房をかけていても暖かい空気は天井側にたまりやすく、人がいるところは寒いままということも。そんなとき、扇風機を天井に向けてかけることで空気が循環し、部屋全体の温度を均一にすることができます。
温まった部屋の温度を保とう
カーテンやカーペットなど、布一枚あるかどうかで保温力は変わります。部屋と部屋の間にも、のれんなどで間仕切りすると効果的。 |
● 厚手のカーテンを使う
冬は厚手のカーテンに変え、長さも床ぎりぎりになるようにすると、外気の影響を受けにくくなります。ただし、天気のよい日中は日差しによって部屋が暖かくなりますので、開けておきましょう。
● 隙間をなくす
窓やドアなどの隙間から入ってくる冷たい風。これを防ぐためのスポンジ状のテープがありますので、ふさぐようにしましょう。ドア用のストッパーなどもあります。
● カーペットを敷く
床から冷気が上がってきたり、また暖気が逃げるのを防ぐ効果があります。ホットカーペットを使っている場合は、その下に断熱シートを敷いておくと、さらに効果的。
● 湿度を上げる
室内の湿度が下がると、身体から出た汗が蒸発しやすくなり、寒く感じられます。寒い季節は空気が乾燥しがちです。加湿器を利用したり、濡れたタオルを干しておくなどして、湿度を上げるようにしましょう。風邪やインフルエンザの予防にもなります。
寒い季節、エアコンやファンヒーターを使うと、とたんに光熱費が跳ね上がることがあります。その金額に驚いて、「寒いけど、我慢しようかな」なんて、風邪をひいては元も子もありません。
でも、ちょっとした工夫で温かさをアップさせたり、光熱費を下げたりすることはできます。ぜひ身の回りをもう一度見直してみてくださいね。
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