冬
いよいよ冬がやってきました。あなたの部屋の暖かさ、足りていますか。
ガイド記事「一人暮らしの暖房器具選びその1」では主暖房として使える部屋全体を暖めるものをご紹介しましたが、今回はスポット的に使われることが多い部屋や身体の一部を暖めるものを取り上げます。

最近は電器店などに行くと、本当に種類豊富な暖房器具が販売されています。地域や使用場所、好みの暖かさなどによって異なってきますが、「一体どれを買ったらいいの?」と悩んでしまった人のために、主なものの選び方のヒントをお届けします。また、最後に一人暮らしで暖房器具を買うときに陥りやすい注意点についても紹介します。

※ 値段の記載がありますが、あくまで目安です。機能やメーカーによって異なります。また、各暖房器具の機能は、主たる特長を紹介しており、商品によって異なる場合があります。ご自身でよくご確認の上、お買い求めください。

=INDEX=
■ 部屋や身体の一部を温める暖房器具
- 電気ストーブ
- ハロゲンヒーター
- カーボンヒーター
- セラミックヒーター
- こたつ
- ホットカーペット
■ 一人暮らしの暖房器具購入の注意点


部屋や身体の一部を温める暖房器具

電気ストーブ
いつも使うものではなくても、ものすごく冷え込んだ日や主暖房から離れた場所にいるときなど、補助的な暖房がひとつあると便利なことも。
使い方によっては主暖房としても利用できなくはありませんが、いずれも照射されている方向や、触れている部分を中心に温度が上がり、部屋全体は暖まらないため、「主暖房と併用して使いたい」「寝る前までの短時間だけ使いたい」「主暖房が行き届かないところに使いたい」といった補助的なもの、スポット的なものとして使われることが多いです。

電気を使ったストーブ類は似たような性能のものが多いですが、暖かさの感じ方がかなり違うようです。「昔ながらの電気ストーブの暖かさが好き」「身体の芯から暖まりたい」など、好みがあると思いますので、購入前に実際に電器店などで試してみるのもおすすめです。

● 電気ストーブ

昔から馴染みのある電気ストーブは大きさ・価格に幅がありますが、小型で軽いものも多く、値段も2千円程度~と手頃。すぐに暖かさを感じられるので、短時間、キッチンや風呂場など使いたい場所に移動させて使うのに便利です。

遠赤外線効果も高く、身体の芯まで暖めますが、室温は上がりきらないため、少しはなれると寒さを感じることも。短時間ではエアコン等とあまり差はありませんが、長時間使い続ける場合は、電気代が高くつくこともあります。

● ハロゲンヒーター

最近そのデザインはあまり見かけなくなりましたが、扇風機のような形をしている印象が強いハロゲンヒーター。電源を入れると瞬間的にぱっと暖かさを感じられるのがメリットです。電気ストーブと特長は似ており、小型のものは3千円程度~。補助的な暖房器具として使うのに適しています。

ハロゲンヒーターで気になる点として挙げられるのは、熱源として使われるハロゲンランプの眩しさ。目に入る位置にあると、気になるかもしれません。最近はこのデメリットもなく、同じような特徴を持つカーボンヒーターに人気は押され気味のようです。

● カーボンヒーター

カーボンヒーターもハロゲンヒーターのようにすぐに暖まる補助的な暖房として使われることが多いですが、遠赤外線効果が高く、身体の芯からぽかぽかと暖まるように感じるのが人気の理由。そのため、電気ストーブやハロゲンヒーターよりも低い消費電力でも寒さを感じにくく、電気代も安く抑えられる傾向にあります。

足元を暖めるために置くような小型のものは5千円程度~。デザインも縦長スリムなものが多いので、インテリアの邪魔をせず、収納スペースもあまり取りません。

● セラミックヒーター

これまで紹介してきた暖房器具と違い、空気を取り込んで、それを内部で暖め、温風を吹き出すセラミックヒーター。すぐに暖かくなる点は同じですが、その感じ方は他のものとは違います。また、触れても火傷の危険がなく、安全です。

さらに、特徴的なのが、加湿機能・空気清浄機能を備えている場合があること。エアコンのように温風が出てくると、室内が乾燥しがちですが、それを補う機能があります。その分、他の暖房器具よりもスペースを取ることもありますが、加湿器を別に設置しようと考えている人にとってはひとつにまとまるので、省スペースと考えることも。

ただし、他のものに比べて、消費電力はやや高め。主暖房と併用して使うとなると、電気代が高くなることも考えられます。


次のページでは、こたつとホットカーペットについて取り上げます。また、一人暮らしで暖房器具を購入するときの注意点も。>>次のページへ