一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

一輪の花から。一人暮らし改革、始める(3ページ目)

自由気ままに暮らせる一人暮らし。でも、誰も見ていないのをいいことに、だらしない生活を送ってしまったりするのも簡単。そこで今回は一輪の花から、暮らしを改善するプチテクニックをお届けします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

そこらのグラスや食器で、一輪から始める

花を飾るとき、何か特別な道具を用意する必要はありません。好きなお花を一輪と、あとは家にあるグラスや食器でOK。ぽーんと放り込めば、ほら、こんな感じ。これだけでもテーブルの上がぱっと華やかになります。

花
背の高いシャンパングラスに、ガーベラ一輪。これだけでテーブルの上がぱっと華やかに。

でも、実は、一輪の花を飾るのは意外と難しい。花器に対して、バランスが悪いと、せっかくのお花の美しさが生きません。花器の大きさや茎の長さ、活け方など、いろいろと試してみましょう。

また、花を飾る場所は、必ず毎日、目に入る場所にすること。様子が目に入れば、水を入れ替えたり、新しい花を買ってきたりするようになります。「部屋の隅で、いつの間にか枯れていた…」なんてことのないように。

一輪挿し 花とのバランスがとりやすい一輪挿しの花瓶。使い勝手がいいものをひとつ探してみるのもおすすめ。
茎を切る 思い切って茎を短く切ってしまって、お皿に浮かべると、水の流れにゆらゆら揺れて楽しい。
たらりと垂らして。 平たい食器には、わざと寝かして飾ってもオシャレ。茎が浮かんでしまうときは、重しになるものを乗せて。鳩の形の箸置きを使っています。
スプレーの花 これ、花束のようですが、実は一本の花でした。一輪じゃ物足りないというときは、スプレーの花を切り分けると、お手ごろ価格でゴージャスに。

暑い季節や面倒がり屋さんには、グリーンもおすすめ

しばらくは寒い季節が続くので、花も長持ちしますが、暑い季節はどんなに毎日水を替えても、花の種類や状態、気温によって、早ければほんの一日で弱ってしまいます。また、「たとえ一輪でも自信がない」という人もいるかもしれません。

そういうときにおすすめなのがグリーン。普段は花の脇役になりがちですが、比較的暑さに強く、水の入れ替えが少なくても長持ちしやすいものが多いです。また一人暮らしに嬉しいのは、花よりも値段が安いものが多いということ。葉っぱものも飾ってみるも、意外と可愛いことに気がつくはず。

道端の雑草なども丈夫です。可愛い花が咲くこともありますので、ちょっと摘んで、テーブルに活けてみてはいかがでしょう。ただし、当たり前のことですが、他人の敷地のものやきちんと植えられている植物は取らないようにしてください。

グリーン
グラスにグリーンをポンと挿しただけ。これだけでもテーブルの上が色づきます。
雑草
公園で摘んできた雑草の花。道にあるときは気づかなくても、こうして飾るとイッチョマエ!? 蕎麦ちょこに生けました。


緩んでしまった生活を一度に変えようとしても、それはなかなか続かないもの。小さなことから、ちょっとずつ。「毎日が楽しいな」と思えるようなきっかけ作りのお手伝いになれば、嬉しいです。

== 関連サイト ==
一輪挿し・花と花器のベストバランスは?
「一輪挿しって案外難しい」と感じたことはありませんか? でも、花と花器のベストなバランスを知ってしまえば大丈夫。花を実際に切ってみて、ベストな長さをさぐっていきます。
いつもの食卓に、グラスの一輪挿し
いつもの食卓にお花が一輪あると、豊かな気分に。でも、シンプルにお花を一輪だけ飾るのって、意外とムズカシイのです。お気に入りのグラスで、簡単でCOOL!な一輪挿し作る方法を紹介します。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で一人暮らし関連の商品を見るAmazon で一人暮らし関連の商品を見る
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