「花を飾ると、部屋がキレイになる」ってホント?
花を飾るだけで、キレイになるなんて嘘のような話だけれど、無意識にも身体が動いてしまうのかも!? |
「花を飾るようなゆとりのある生活するなら、部屋もそれに合わせて、きちんと掃除をしなくちゃ」という反省する気持ちが無意識に働く。これ、やってみると意外と実感するものです。また、とても忙しいとき、家に帰ってきて、テーブルの上に咲いた花を見ると、それだけでふっと心が柔らかくなって、癒されることも。
私も夏の暑い時期を除いて、花を常に飾る生活をもう一年以上続けています。たまに水を替え忘れて、くったりさせてしまい、ガッカリすることもありますが、ガーデニングとは違うと割り切って。続けてみてわかったことに、少なくとも花の周りには余計なものは置かなくなりました。「部屋全体を掃除する時間が今はないけれど、せめてテーブルの上だけでも片付けなくちゃ」と思うようになったことが、部屋を片付けるきっかけにつながると思います。
花屋さんで見つける。季節の移ろいと日本の行事
お花屋さんの店頭に並んだ色とりどりの季節の花。眺めているだけでも楽しい気分になってきます。 |
また、日本の伝統的な行事には花や植物がつきもの。例えば、今の時期からはクリスマスの定番ポインセチアが並び始めます。お正月になれば、松や千両・万両、菊など。おひな祭りの桃の節句には、桃と菜の花…。一人暮らしはつい季節の移ろいに無関心になりがちですが、花を飾る習慣を身につけると、季節感のある生活を意識するようになるでしょう。
時間や季節を意識した暮らしは、バタバタと慌しく過ぎていく毎日にも、ひとつの区切りを与え、メリハリをつけてくれます。きちんとした習わしはできなくても、お花ひとつ飾ることで行事をお祝いすることができますよね。
次のページでは、お手持ちのグラスや食器を使った花の飾り方を紹介します。面倒がり屋さんにおすすめのポイントも。>>次のページへ