こんな過ごし方。泣きたい夜の焼酎バー
● こだわり その4:音楽と小説で、泣ける世界に耽る●ガイド的泣ける音楽・小説・映画 |
(上)ジェーン・バーキン『ベスト』 (中)川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』 (下)『ジョゼと虎と魚たち』 |
今宵のテーマは『泣ける夜』。特に何か嫌なことがあったわけじゃなくても、胸の中に鬱々と重たい気持ちが溜まってしまったときや、忙しい毎日に振り回されて気持ちが後回しにされているようなとき、私はお酒を飲んで、少しだけ感情を解放させ、あえて泣ける映画や本を見ながら、涙を流すことがあります。
それに合わせたチョイスとして、音楽はジェーンバーキン、小説は川上弘美。一般的な泣けるツボに合う自信はありませんが、私にはどちらからも感じられる大人の艶っぽさと怠惰なムードに胸がぎゅっと切なくなります。号泣というより、ぽろぽろと自然に流れ落ちる涙。泣くという行為は決してマイナスなだけではなく、ストレス解消にも役立つんだとか(参考 All About[ストレス]涙とストレスの深い関係)。誰かの視線を気にせずに、思いっきり泣ける時間を持つも一人暮らしならでは。結構楽しいものなんです。
もちろん、その日のテーマはお好みで。泣くなら映画でもいいかもしれないし、何もつけずに静かに物思いに耽るのも一案。思いっきり笑った方がストレス解消になる人は、コメディ映画を用意してみても。一人暮らしをしていると、どうにも寂しいときがあると思います。そんなときにも、自分の感情のツボにはまるものを見つけておくと、上手に気持ちをコントロールできると思いますよ。
飲みすぎ注意! 閉店時間をお忘れなく…
深酒は睡眠の妨げにもなります。ほろ酔いでとどめて。 |
体調や環境によって、お酒の酔い方は変わります。他の人と一緒のときは自制心が働いて酔いが回りにくかったり、よそから帰ってくることも考えて飲みすぎにもセーブがかかりますが、寛げる我が家で一人きり。思った以上に酔いが回っていることもありますので、特にお酒好きの人は、時間や量を決めておきましょう。(参考:All About[女性の健康]上手にお酒を楽しむ方法)
平日ならもちろんですが、休みの前の日であっても、翌日が二日酔いで使い物にならないなんていうのでは、せっかくの美味しいお酒も台無しです。目覚めたときに身体も心もすっきりできるようなひとり時間を作りたいですよね!
私自身、一人暮らしを始めてから一人で飲むお酒の美味しさと楽しさに目覚めて、こんなひとり時間の過ごし方を紹介させていただいたのですが、一人だとついつい飲みすぎちゃうんですよね…。というわけで、最後のところは自戒も込めて(笑)。
慌しい日常の中でも気軽にできる、ちょっとした現実逃避の世界。お酒を上手に使って楽しんでみませんか?
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