こんな過ごし方。泣きたい夜の焼酎バー

キャンドル
美味しいお酒とおつまみ、キャンドルの灯りに音楽と小説…。ちょっと手を加えるだけで、生活感が消えて、ゆったりとした気分に。

● こだわり その1:今宵のお酒は、芋焼酎を黒ぢょかで
芋焼酎
黒ぢょか
(上)大好きな芋焼酎。その日の気分で銘柄や飲み方を変えるのが楽しい。
(下)黒ぢょかに水で割ってから燗をした焼酎は、そのまま飲むよりも舌触りが丸く柔らか。お猪口でちびりちびりと飲むお酒は深酔いせずに、心地よい酔いが長続きします。
まずはメインとなるお酒をチョイスします。お気に入りのお酒をいくつか揃えておいて、その日の気分で変えるのが、いかにも本格的なバーっぽくて楽しい。今宵は、芋焼酎・鉄幹黒の新焼酎を黒ぢょかでいただきます。

ちなみに、新焼酎というのは、ワインのヌーボーにあたるもの。その年の秋に収穫した芋を使って作った焼酎で、数量限定で販売されることが多いんだとか。これを焼酎の本場・鹿児島の酒器である黒ぢょかに、芋焼酎:水=5:5 で割って入れ、一晩置いたものを人肌程度に温めてから飲みました。

ただ酔っ払うために飲むのではないのなら、お酒や飲み方、さらに酒器などにもこだわってみると、さらにお酒の楽しさが広がるのではないでしょうか。お酒の世界はとにかく深いので、本格的に勉強すると大変ですが、ここでは誰にウンチクを聞かせるわけでもありません。難しいことはさておき、気軽に自分流の美味しい飲み方を見つけましょう。

普段からお酒が苦手だという人の中には、「他の人と飲むとペースが合わない」「お店で飲むお酒はアルコールが強くて酔ってしまう」という声も。「だから、飲まない」という人もいるかもしれませんが、こんなバーなら、その心配は無用。アルコールの薄いドリンクを少しだけ、ゆっくりゆっくり味わってみましょう。「お酒は苦手だけど、バーの雰囲気は好き」という人は、ノンアルコールでその気分を味わうだけでも、気分が上向きになるはずです。

● こだわり その2:芋焼酎にはチョコレートが合う!?
生チョコレート
生チョコレートの作り方。チョコレート120gを湯煎にかけ溶かし、生クリーム100mlを加えます。あれば、ブランデー(もしくはラム酒)を垂らし、クッキングペーパーを敷いた型に入れ、冷蔵庫で固めます。適当な大きさに切ってから、ココアパウダーを振ったら、できあがり。
お酒と言えば、次はおつまみです。お酒とおつまみの相性がぴったり合ったとき、それぞれの美味しさは倍増します。今宵の芋焼酎に合うのは、ズバリ、チョコレート。この夜のために、生チョコレートを作ってみました。

芋焼酎とチョコレートが合うと言うと、意外な顔をされることが多いのですが、実際に試してもらうと、納得してもらえます。芋焼酎の香りの甘さと、チョコレートの味の甘さ。それぞれの甘さが口の中で一緒に広がって、とても幸せな気分になれるんですよ。

お酒だけでなく、おつまみにも自分だけのこだわりを見つければ、さらに楽しみは広がります。お酒とおつまみの新たなマッチングを見つけるのもよし、美味しいおつまみレシピを考案するのもよし、世界の珍味に挑戦してみるのもよし。

ただし、おつまみには食べながら飲むのは悪酔いを防ぐといった効果もあるのですが、夜も遅くから食べ過ぎると、健康や美容によくありません。いくら美味しくても、あくまで軽いものをつまむ程度で、ほどほどに。

● こだわり その3:照明は落して、キャンドルを灯して
キャンドル
キャンドルには、人間の心臓の音や星の瞬き、小川のせせらぎなどと同じリズムの『1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ』という癒しの効果もあるとか。
お酒、おつまみときたら、今度はバーの雰囲気を作ってみましょう。バーといえば、薄暗くてキャンドルが灯っている…というのは、私の勝手なイメージかもしれませんが(笑)、天井の蛍光灯を消して、テーブル脇に間接照明と、テーブルの上にキャンドルを灯せば、それだけでいつもの部屋がまるで違った空間に見えます。

特に、キャンドル。その明かりには癒しの効果があるそうです。オレンジ色のゆらゆらと揺れる光を見つめていると、それだけでもゆったりとした気分になれるので、お酒を飲まないときでも、疲れた夜にキャンドルを灯してみるのもおすすめです。

明かりだけでなく、お香やアロマオイルで香りを焚いてみたり(ただし、香りの高いお酒のときには邪魔にならないように)、テーブルクロスやランチョンマット、コースターや食器もとっておきのものを出してみたり、雰囲気作りにも一工夫を。ほんの少しのこだわりが、贅沢な気分を生んでくれるものです。

次のページでは、続けてこだわりのひとり時間を紹介します。飲みすぎないための閉店時間もお忘れなく。>>次のページへ