一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

スタジオライクな部屋を作る(2ページ目)

「一人暮らしのインテリア公開」シリーズとして、生活感を感じさせない、映像と音楽を満喫できるスタジオのような男性のお部屋を紹介します。随所に隠された生活を快適にするアイディアも必見です。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

迫力のある映像と音楽を満喫できる部屋

部屋全体

映像を活かすために、遮光や照明にもこだわりが。とても一人暮らしの部屋とは思えないインテリアの完成度です。


グレーを基調とした無機質な印象、生活を感じさせない雰囲気は、まさにカッコイイの一言。左手上部にプロジェクター、絵画がかけられている壁にスクリーンが下りてきます。オーディオ機器の操作はパソコンからできるようになっていて、友人を集めたホームパーティを開くときは、迫力の映像と音楽に盛り上がるそうです。

一見打ちっぱなしのように見える壁は、こういった模様の壁紙。賃貸にしては凝っていると思ったら、前の入居者が出る時点で大家さんに相談し、壁紙や天井も好みのものに指定して変えてもらったんだとか。しかも、「通常の壁紙交換よりもお金がかかるので、越えた分の費用は自分で負担するはずだったのですが、業者が天地を間違えて貼ってしまい、結局タダしてもらったんですよ」と、細井さん。それはラッキーですね。

賃貸住宅では、壁紙まで自分の思いどおりにするのはなかなか難しいものですが、どうしてもそこまでこだわりたいという人は、住み替える前に一度、大家さんや不動産会社に相談してみるという手もあるようです。

スクリーン

「こんなものないかな」と思ったときに、買うだけでなく、自分でリメイクすることも考えるという細井さん。理想のインテリアを実現するためには、努力も惜しんではできませんね。


スタイリッシュなインテリアですが、実は、オーディオやその機材以外にはあまりお金はかけていないとのこと。その他の家具や雑貨は、最近話題のIKEAや、ネットオークションなどで、手頃な価格で揃えたものばかりだそうです。

また、本来の役割以外のものを工夫して活用しているため、安く抑えられているんだとか。例えば、このスクリーンを吊るしているラック。「これ、実は、洋服用のラックなんです。専用のものを買えば数万円しますが、これなら数千円でできますよ」とのこと。「こんなものが欲しいな」と思ったときも、全く違った使い道のものから、ここに使えないだろうかと考えることが多いそうです。

インテリアや趣味に対する徹底したこだわりは圧巻。ただ、実際のところ、「自分には、ここまでできる自信はないなぁ」という人もいるかもしれません。でも、こんな実用的なアイディアなら、ちょっと真似してみたくなるのでは。詳しくは、次のページで紹介します。

次のページでは、つい忘れてしまいがちなグリーンの水遣りをラクにするアイディアを紹介します。手作りの照明も。>>次のページへ
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