汚い部屋じゃ好きな子も呼べない。掃除下手さんに送る基本の基本です。 |
アンケートの結果によると、男性の部屋の第一印象として多かったのが「汚い」というもの。一人暮らしは自分だけの城です。自分さえ住み心地がよければ構わないと思いますが、誰かを招待するなら話は別。特にお部屋でデートを楽しみたいという憧れがあるのなら、日頃から掃除をする習慣を身につけておいた方がいいですよね。だって、恋のチャンスは急にやってくるかもしれません。
そこで今回は、せっかく招待した女性に「ゲッ!」と引かれてしまわないための掃除術を基本の基本からお届けします。
「女性が喜ぶ! モテ部屋作り&おもてなし術」では、その他にもヒントをピックアップしています。ぜひ併せてご覧ください。
=INDEX=
■ これだけは頭に入れて。掃除の基本の基本
■ とにかく水回り。食べ物・ニオイ・汚れは大丈夫?
■ 自分で気づいてる? 女性はニオイに敏感です!
■ 女性に喜んでもらうならば、プラスαを用意しよう
これだけは頭に入れて。掃除の基本の基本
床ばかり気にしがちですが、家具などの上に積もった埃も掃除をしないと、すっきりしませんよ。 |
私も掃除は嫌いです。でも、散らかった部屋はもっと嫌いです。だから、掃除はしますが、できるだけ手早く、そして無駄なことのないように片付けたい。いくつかのルールを頭に入れておくと、一手間省くことができますよ。
● まずは邪魔なものをきちんと仕舞う
まず最初に出ているものをきちんと仕舞うこと。一番面倒ですが、日頃散らかしている人はこれだけでも部屋がずいぶんとすっきりとみえるはず。
本を本棚に仕舞う。洋服を畳む、ハンガーに掛けて吊るす。ゴミは捨てる。布団は畳んで、仕舞う…。出しっぱなしになっているものを、あるべき場所にきちんと収めましょう。
いきなりハタキをかけても、出しっぱなしのものが埃をかぶって、さらに汚れてしまったり、事あるごとにモノを動かしながら掃除機をかけていたら、無駄な動きも多くなり、せっかくのやる気がなくなってしまいます。
● 上から下へ掃除をする
基本中の基本ですが、掃除は上から下へします。埃は上から落ちてきます。床などの下の方を掃除をしても、そのあと棚などの上を掃除したら、せっかく綺麗になったスペースまでまた汚れてしまいますよ。
拭き掃除やはたきをかけるときは高いところから。常に頭に入れておきましょう。
床掃除には掃除機以外にもフローリングワイパーなどがあると便利です。 |
これも「上から下へ」と同様、無駄をなくすための基本です。部屋の造りにもよりますが、例えば、「手前から奥へ」「時計回りで」などと決めておきましょう。あっちこっちととりとめもなく動いていると、なかなか前に進んでいる気もしません。一定方向に決めておけば、同じ場所を何度も掃除することなくスムーズに片付けられます。
● 埃を落とす→床掃除→拭き掃除
実際の作業の基本は、まず、はたきやブラシなどで家具の上などの埃を落とします。次に掃除機やフローリングワイパーなどで床のゴミを取り、最後に雑巾やウェットシートなどでしっかり拭き取ります。
床がフローリングや絨毯、畳などによっても違いますが、日常清掃としては、一週間に一度、この作業を行っておけば、目も当てられないような状態にはならないはずです。ワンルームや1K程度の一人暮らしの部屋の広さならば、30分もあれば充分に終わりますよ。
● 最後に広い目で見直す
掃除に夢中になっていると、いつの間にか視野が狭くなり、気になるところしか見えなくなりがちです。最後に玄関からトイレやバスルーム、そして部屋の奥まで、広い視野をもって、ゆっくり歩いてみると、出しっぱなしになっているものや見落としていた汚れなどが目に入りますので、それで最後の仕上げとしましょう。
次のページでは、何より気を使って綺麗にしておきたい水回りのチェックポイントをお届けします。>>次のページへ