マンションの高層階に住んでいるので、窓を開けたまま出かけることがある
日中であっても、入浴時や別の部屋で過ごすときなどはしっかり鍵をかけましょう。開けっぱなしの窓は狙われやすいです
夏の暑い時期、帰ってきたときに部屋が暑いからと窓の鍵を開けたまま外出する人もいるようですが、どんな小さな窓でも開けっぱなしにするのは防犯上厳禁です。
夏の夜は暑いので、部屋の窓を開けたまま寝ている
侵入の多くは、施錠されていない窓や玄関から行われています。寝ているときほど無防備なときはありませんので、絶対に鍵をかけて
実際に、私の知人の女性は夜中眠っているうちに開いていた窓から泥棒に入られました。翌日になってから職場でいつも持っている鞄から財布がなくなっていることを知るまでは、その事実に気づいておらず、その瞬間はとても恐怖を覚えたとか。お金を盗られたことは残念ではありますが、逆に言えば、身体や命が無事だったことはむしろ良かったとも思っているそうです。
深夜だけれども、近道だから人通りの少ない道で帰る
深夜の帰宅時、携帯やスマホを手に持って歩いていると、いざというときの連絡手段になるのでいいですが、誰かと話しながらというのは注意力散漫になるので、やめましょうん
また、どうしても人目のつきにくい場所を通らなければならないときは、防犯ベルやスプレーを用意し、すぐに使えるようにしておくことが大切です。防犯グッズがあっても、鞄の中ですぐに取り出せないなど、実際に役に立たないケースも少なくありません。持っているだけで安心するのではなく、駅を降りたら常に手に持つなど、すぐに使えるよう心がけておきましょう。
電話に出るときに「はい、○○です」と名乗っている
誰かわからない電話番号から着信があった場合、むやみにかけ直してはいけません。どうしてもかける場合は、非通知設定を利用しましょう
==================
一人暮らしの女性の場合、防犯について気にしはじめると、どこまで気にしても足りないくらいに感じるかもしれません。ただ、あまりに疑心暗鬼になりすぎて、毎日が楽しくなくなってしまうのも考えもの。ちょっと手間でも危ないと思われることはしないようにし、また部屋や設備などで気になる点は放っておかずにきちんと対処したら、あとは必要以上に不安がらない方が心地よい生活が送れると思います。
ただし、「何か危険だな」と思うことがあれば、家族や友人、同僚、場合によっては警察など、誰かに相談しておきましょう。具体的な対策を提案してもらえることもありますし、他の人が意識を払ってくれることで未然に防ぐこともできます。
安全に暮らすことも、一人暮らしを楽しむための重要なポイントです。自らの不注意で危険を招くようなことだけは避けましょう。
【関連サイト】
一人暮らしの防犯事情 対策編
一人暮らしの防犯事情 被害編
賃貸住宅は狙われやすい!? 窃盗・泥棒対策
悪質な訪問販売に騙されるな!