一人暮らし/一人暮らしの防犯・防災

一人暮らしの防犯対策(3ページ目)

防犯に気をつけている人には当たり前のことですが、うっかりがありがちな危険な行為をピックアップ。日常のちょっとしたことから危険な目に遭ってしまわないように、基本の基本から確認しておきましょう。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

公共料金の明細や宛名の書かれたハガキ・封筒などは、そのままゴミ袋に入れて捨てている

一人暮らしの防犯対策

ゴミに捨てたものを他の人が覗くなんて考えられないかもしれませんが、そこで油断してはいけません。一人暮らしでも邪魔にならない小さなシュレッダーも売られています

前ページの最後の項目でも書きましたが、郵便物から読み取れる個人情報はたくさんあります。本人の名前、住所、差出人の名前…。これらが犯罪に悪用される可能性は決して少なくありません。例えば、「○○さん、○○××さんからの宅急便です」と自分の名前とご両親の名前を言われたら、つい安心してドアを開けてしまう可能性もありませんか?

公共料金の明細書、請求書、ハガキや封筒、宅急便の宛名などは、必ず破くか、シュレッダーにかけたり、黒く塗りつぶしたりした上で、他のゴミと混ぜて捨てるようにしましょう。

洗濯した下着を近所や道路などから目につくところに干している

一人暮らしの防犯対策

下着に限らず、明らかに女性物とわかるような洗濯物は、人目につきにくい低い位置に干すといった工夫も必要です

男性の場合はそれほど気にする必要はないですが、女性は要注意。人目につくところに干していると、女性が住んでいると知られるのはもちろん、下着泥棒に遭うこともあります。下着を盗む人は言語道断ですが、他の人に盗られる場所に干さないように気を配ることも大事です。ベランダや窓辺などで洗濯物が人目についてしまう場合は、最低限、下着は部屋の中に干すようにしましょう。

ちなみに、洗濯物を干すときに女性の一人暮らしだと悟られないように男性の下着を一緒に干すという方法がよく言われますが、ほんの数枚、しかも同じものばかりでは、ダミーであることはすぐに見破られてしまいますので、あまり意味はないかもしれません。

ポストやゴミ捨て場など、ちょっとそこまで出るときは部屋の鍵をかけない

一人暮らしの防犯対策

面倒でもその一手間が犯罪から自分を守ることもあります。「ほんのちょっと」で後悔しないように、短時間でも部屋の鍵をかけましょう

実は、私も以前ゴミ捨てのときは鍵をかけないで部屋を出ていたことがあったのですが、これは非常に危険な行為です。最近はこのわずかな時間を狙った窃盗が増えているそうです。

ポストやゴミ捨て場が、たとえ部屋のドアが見える位置だったとしても、念には念を入れて部屋を出るときは必ず鍵をかけましょう。部屋に戻ったときに泥棒と鉢合わせしてしまい、物どころか命が危険にさらされることもありえない話では決してありません。

 
次のページでも、さらに防犯常識チェックを詳しく解説。窓の鍵や夜道での注意点についてお話します>>次のページへ
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