● 3畳一間のインテリア公開 |
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― このゲストハウスの最初の印象は?
このゲストハウスは「迷路みたいだな」というのが最初の印象。二階に上がって、一階に降りてきたら、「ここはどこ?」って(笑)。たくさん部屋があって、いろいろな人がいて、「ちょっと楽しいかもしれない」と思いました。
― 3畳一間、狭くはないですか?
本当なら広い部屋に住みたいですが、少しでもお金を貯めようと思っているので、この3畳の部屋にしました。でも、インテリアのコンセプトは「広い部屋に負けない」。私以外にももう一人来られる部屋を目指しています。
普段から私は机の下に避難状態で寝ていて、もうひとつ布団が敷けるスペースを確保しています。今日も友達が泊まりに来ているんですよ。
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― 不満はありますか?
部屋に冷房がないことです。暑いのが苦手なので。
去年は少し涼しくなってきた頃に入居したので、扇風機で乗り切りましたが、寝付きは悪くて大変でした。今年はちゃんと乗り切れるかちょっと心配…。
― 壁にたくさんの絵や写真が飾ってありますね。 フランス語の勉強を始めたきっかけでもあるのですが、王族や貴族に興味があって、それに関するものが部屋中にあるんですよ。絵などの下に書かれていることが読めたら面白いだろうなと思っているうちに、フランス語にすっかりのめり込んでしまいました。
来年1月にはフランスに行き、歴史を学ぶために大学に通えたらと思っています。それまでここで過ごして、ここから出発したいですね。
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私がインタビューをしながら感じたのは、「ゲストハウスでの仲間を大事に思っているんだなぁ」ということ。他の人と同じ屋根の下に暮らすのだから、不満やトラブルがゼロというわけでは当然ありませんが、それを補って余りある楽しさが伝わってきました。
人種、職業、性別、価値観…様々に異なる人と一緒に生活する中で得られるものも多いのが、普通のひとり暮らしとは異なるゲストハウスの良さ、面白さなのかもしれません。
次回は、ゲストハウスに住む男性へのインタビューをまとめた記事をお届けします。お楽しみに。
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(インタビュー・間取図)
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