● 消費者と家主をとりもつ統一方針を期待して
 
== ところてんさんよりいただいたメール ==

最後にひとこと。

サービス業ながら実に恥ずかしいのですが、契約しておきながら、後から異論を述べられると、家主は実に不愉快と感じます
「意味もわからず契約した」「そんな意図はなかった」「この条項は身勝手だ」と言われるのは、大変嫌な思いがします。経営上計画の見直しを迫られるからです。

かといって、事前にしつこく確認し、「口うるさい入居者」の雰囲気はマイナスですね。ジレンマです。
これは業界の努力が不足しているからだと思います。

「自分の判断は常識的だ」と考えている家主は多いです。
長年経営し、目立ったトラブルもないと、特にそうなります。かくいう私も「自分の考えは合理的だ」と思い込んでいます。

消費者意見と家主意見をとりもつ統一方針が早く実ることを期待します。その条件下で経営に見合った賃料を要求できれば、お互いに嫌な思いをせずに済むことでしょう。
 
借主からすれば、不動産会社や家主に納得いくまで聞いて契約をしたいし、契約をしてから不安な情報が入れば確かめたい。逆に、誠実な対応をしているところほど、入居者からあまりに口うるさく確かめられると、信用がないようで不快に感じるのかもしれません。
これは、きちんとした統一見解が持たれていないことが何よりの原因ではないでしょうか

東京都では敷金清算について条例を制定する方向で進んでいるようです。(参考:All About Japan[家を借りる]ついに敷金清算を条例化へ)この流れが全国的に広がり、トラブルが減ることを願います。
 
 

 
今回は、普段なかなか聞きにくい家主からの意見を聞くことができ、家主からの問題点や悩み、また入居者に求めることなど、これまでとは違った視点で敷金返還問題を考えることができました。

賃貸住宅に住む人が安心して暮らすことができるように、また入居者と不動産会社、家主が互いに納得した契約を結べる流れができるように、この記事が少しでもお役に立てればと思います。

また、実際に敷金返還トラブルに巻き込まれてしまった体験談や、不安・疑問などをお寄せいただきたいと思います。こちらから投稿してください。

 
== 関連サイト ==
All About Japan[不動産投資]敷金の取り扱いには注意が必要
家主の立場から考えた敷金の取り扱いについての解説です。入居者だけでなく、家主にとっても敷金の扱いの難しいことがわかるのではないでしょうか。
 
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