ガイド・河野の敷金返還騒動記を紹介した「まさか敷金返還トラブル!?」(前編後編)でしたが、この記事には何人かの方からご意見・ご感想が寄せられました。
こちらでは関西で家主をされている方からのメールを紹介しています。

敷金返還問題、家主からの意見1」では、一般消費者にわかりにくい賃貸に関する用語の問題についてでしたが、引き続き、今回は敷金返還でトラブルになりがちな工事・クリーニングの必要を中心にご紹介します。
借りている側からの不安やトラブルについてまとめた「敷金返還問題、ユーザーの体験談」も併せてご覧ください。
 
 

=INDEX=
● 家主によっても請求や努力の範囲が異なる
● 工事・クリーニングにかかる費用をどう考えるか
● 消費者と家主をとりもつ統一方針を期待して

 
● 家主によっても請求や努力の範囲が異なる
 
== ところてんさんよりいただいたメール ==

敷金の精算において、私は「国民の大多数の常識」「(私自身が自宅に行う)日常清掃」を想定し、請求範囲を決めています。しかし、別基準の家主もいると思います。

例えば、テレビなどの家電焼けの問題。気を使う人は、背面にダンボールなどを挟んで使用していますが、これによって簡単に壁が焼けなくすることができます。そのことを「簡単な気遣いであり、多大な要求はしていない」「賃貸住宅慣れしたきれい好きならば常識だ」と考える家主もいるでしょう。(その他、判断の分かれる点については次ページで詳しく)

また、一般消費者は「修理工事費用で家主が儲けるべきではない」「安い業者を捜すのは、家主の仕事だ」と思っているのではないでしょうか。私も、そう思います。
なるべく安い工務店を探し、時間と手間をかけて交渉しますが、片手間な家主は工務店に丸投げしており、高額にもなります。それをのうのうと請求している家主は、どうも風上にもおけない。

例えば、入居者が業者を連れてきてもよいという制度があってもいいのではないかと思います。手抜き工事をされると困るので、ある程度の基準が必要となるかとは思いますが、そういった新しい制度を不動産業界も認めていくべきではないでしょうか。
 
  誠実な対応をしている不動産会社や家主もたくさんあるのでしょうが、そのレベルが離れているために、一般消費者である私から見ると、逆に全てが疑わしげに見えてしまうような気がします。

次のページでは、入居者と家主の間で敷金返還トラブルの争点になりそうなところを挙げていただき、ところてんさんのご自身の対応についても教えていただきました。
 
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(工事・クリーニングにかかる費用)