申込
連帯保証人は親や家族、親戚にお願いするのが一般的。でも、どうしても頼める人がいない場合は保証会社を利用する方法もあります
■入居申込書の提出
住所・氏名・収入・勤め先・連帯保証人などについて記入し、それを元に大家さんが入居審査で入居にふさわしい人物であるかを審査します。
賃貸契約をするにあたり、保証人が必要なことがほとんどです。両親や兄弟などの親族に頼むのが一般的ですが、信頼のおける知人・友人などに頼むこともできます。ただし、万が一、病気や失業などで家賃が支払えなくなった場合に、本人に代わり保証人に請求が行われます。その旨をきちんと伝えて了承してもらえるような信頼できる人にお願いしましょう。また、連帯保証人も審査の対象になるため、収入がない場合などは別の保証人を求められることもあります。
参考記事：
疑問＆不安を解消。一人暮らしの部屋探し
■預り金（申込金）の支払
部屋を借りる意思があることを示すため、契約前の仮押さえ的な意味あいで支払うお金です。あくまで預り金であり、契約が成立しなかった場合は返還され、成立した場合もその後支払う敷金・礼金等の契約金の一部として当てられます。支払いを求められたときは、「領収書」ではなく「預かり証」をもらい、全額返還されることを確認しましょう。
金額は不動産会社によって異なりますが、1万円～家賃1ヶ月分程度となっています。
参考記事：
その申込金、支払う前にちょっと待った！
入居審査
提出した書類をもとに、入居にふさわしい人物か審査されます。かといって、書類に嘘を書いてはダメ！
家賃が滞納されることがないかが最も重視されるため、「フリーターである」「連帯保証人がいない」「転職を繰り返している」といった場合には審査が通らないこともあるようです。
■スケジュールの確認
入居審査の結果がどのくらいで出るのか、契約はいつ・どこで行うのか、契約に必要な書類は何か、保証人も契約に立ち会う必要があるか、いつ入居できるのかなど、入居までのスケジュールを不動産会社に確認します。契約直前に焦ることのないよう、準備を進めておきましょう。
■費用の確認
契約には以下のような費用が必要になります。地域や不動産会社によっても異なりますので、事前によく確認しておきましょう。
・敷金 … 修繕費用や家賃滞納などに当てる目的で預けるお金。退去時に清算されます。一般的には家賃1～2ヶ月分。
・礼金 … 大家さんに対してお礼の意味を込めて支払うお金。一般的には家賃0～2ヶ月分。
・仲介手数料 … 大家さんとの仲介をした不動産会社に支払うお金。一般的には家賃1ヶ月分。
・前家賃 … 入居した月の家賃。月の途中から入居した場合は日割り計算で支払います。
・火災保険料 … 火災や水漏れ、盗難などの保障をするため、入居者の加入が義務づけられていることが多いです。2万円前後。
・鍵の交換費 … 以前の入居者が使っていた鍵を付け替える場合、その費用は入居者が負担することが多いです。防犯のためには付け替える方がおすすめ。2万円前後。
参考記事：
一人暮らしにかかる初期費用
全国の礼金・敷金、平均相場は？
賃貸住宅の火災保険って、入らないとダメ？
■必要書類の確認
契約までに必要な書類を揃えておきましょう。
連帯保証人が遠隔地に住んでいる場合など、取得まで時間がかかる場合があります。直前に慌てることのないよう、早めの準備が必要です。以下のような書類が必要になるのが一般的ですが、物件や不動産会社によっては必要ないものや他に必要となるものもあります。不動産会社に確認をしてください。
・入居者の住民票
・入居者の収入を証明する書類（源泉徴収票・確定申告書など）
・連帯保証人の印鑑証明
・連帯保証人の収入を証明する書類（源泉徴収票・確定申告書など）
・連帯保証人承諾書
・火災保険加入申込書
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