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外国公大使などが主催するレセプション。格式あるパーティーですが、ドレスコードに注意する必要があります。 |
またティーパーティー(午後3時のお茶の時間に紅茶、コーヒー、ソフトドリンクやサンドイッチでのおもてなし)ドリンクメインの気軽なカクテルパーティー、野外や庭園で開かれるガーデンパーティーなどが代表的です。
着席しないで、立って食べるのが基本ですが、食事をいただくと共にいろいろな方とおしゃべりを楽しむ社交場、ビュッフェパーティー。夫婦でご招待を受けたなら、いつもと違う雰囲気に飲まれないよう、美しく振る舞うマナーのポイントをお伝えします。
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パーティーによって服装は変わります。シーン別にTPOを考えて下さい。 |
ドレスアップしていつもと違う自分を演出してみるのもいかがでしょうか?夫婦でお互いの服の色を似たものに合わせたり、あなたのドレスとご主人のポケットチーフの色や柄をおそろいにしたり、共通点を作っていろいろ工夫したらとっても素敵になるでしょうね。
またパーティーには、いろいろな種類がありますが、服装もそのシーンによって違ってきます。TPOにあわせることが大事。たとえば、屋外パーティー。着慣れない洋服は何かと気になるもの。風の強い日などを想定して、出来るだけ動きやすい服装を選ぶこと。屋外ならば華奢なピンヒールも避けた方が無難です。
■入場、退出のタイミング
ビュッフェパーティーは時間の制約がなく、出席や退席の時間が明確でないのがありがたいところ。しかし遅刻をしても最低限、乾杯や挨拶が始まる前には、会場に着いておきたいものです。だいたい開始後20分~30分がデッドライン。反対に退席は少々早かったり挨拶のみで帰ってもOK。
■手荷物はどうする?
仕事帰りにパーティーに参加する場合、大きなバッグは身動きが不自由。あらかじめ小さめのパーティーバッグを用意しておくことです。大きなバッグはクロークにあずければ大丈夫。受付で預かってくれる場合もありますよ。
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お皿は使いまわさないで、食べ終わったら新しいお皿を使用します。 |
各自で料理をとりに行くビュッフェスタイルでは、コース料理と同じように前菜→メイン→デザートの順番で進むのがベスト。だいたい冷たい料理から魚料理、肉料理と順番に温かい料理へと並んでいます。最近人気のお寿司は、前菜的な扱いが一般的。お料理の盛られたお皿の端から、とっていくとよいでしょう。
いきなりお皿を持たないで、メインテーブルに並べられた料理をゆっくりと眺めながら一巡するのもよいかもしれませんね。
お皿の持ち方は、正式には左手で持ち、フォークをお皿にのせ親指ではさみ、グラスも左手で持ちます。しかしこれは至難の業。慣れないと床に落としてしまいます。無理をぜすにどちらか一方は、テーブルにおいておく事ですね。とにかく右手は参加者の方と握手をしたり、ナプキンを使うためにもあけておくこと。
注意したいのが、料理のお皿を持って歩き回ること。これはNGです。グラスだけを持って移動して下さいね。
次のページで、ビュッフェパーティーの正しいマナーをチェックします。