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結婚式のスピーチに慣用的表現はつきもの。しかし若い方の場合は、それにこだわる必要はありません

スピーチを頼まれたものの、何を話したらいいのか悩むというのはよくあること。まず語りかける相手のことを考えてみると自分とのつながりが分かってきます。「一緒に行動したこと」「こういう人柄だった」。そしてそこから具体的な内容が浮かんでくるものです。

しかしだからと言って何もかもバカ正直に話すのはやめて下さい。不快感を与える言葉づかいもNG。今回はスピーチのタブーやシーン別で使うスピーチのポイントを考えてみました。

※スピーチの内容の考え方や基本構成は「結婚式のスピーチ・祝辞の基本」を参考にしてください。


これだけは避けたいスピーチ

人に不快感を与える言葉に注意しましょう。ウケ狙いでスピーチを言ったはずが、ドン引きで終わることもありえます。こわ~い暴露話の境界線にご注意を!

■使い慣れない言葉は避けること
尊敬語と謙譲語を上手く使えますか?自信がなければ避けるのが無難。聞いていてハラハラさせられるのも困ります。

■調子にのって軽々しくしゃべらない
自分の言葉で落ち着いて話そうと思いつつ、語尾を伸ばしたり、いつもの調子で今時の略した言葉づかい、また流行言葉は不快感しか感じられません。

■教訓話はまっぴらゴメンです
年配者のスピーチにありがちな「人生とは…」で始まる話。押し付けがましくならないように心がけてください。また無理のある言い方やありきたりの格言、普段使い慣れていない難しい言葉を使うのも失敗のもとです。

■主役を持ち上げすぎない
度が過ぎると嫌味に聞こえます。褒め言葉を上手に盛り込んで話しましょう。

■大泣き、大笑いはNG
ありきたりのユーモア、また自分のスピーチで大泣きしたり、大笑いするのは座がしらけて、感動や楽しさも損なうので気をつけましょう。


シチュエーション別で使うスピーチのポイント

■ケース1 媒酌人に代わり、新郎新婦の紹介をする
「媒酌人」とは仲人の挙式当日の呼び名。新郎新婦が結婚した報告や二人の紹介をします。最近は挙式当日、司会者に頼む事が多いようですが、上司や親しい友人にも頼む場合もあります。依頼されたら和やかな雰囲気で二人を紹介してあげましょう。最も重要な役目ですが、緊張せず、落ち着いて挙式の報告や新郎新婦のエピソードなどを話しましょう。

■ケース2 再婚の場合
再婚と言ってもいろいろなケースがあるので、スピーチの内容もそれに合わせて内容を考えなければいけません。気を使いすぎるのも不自然、さらりと触れる程度にするのが無難です。なぜ離婚に至ったか理由を知っていても口が裂けても言わないこと。ここでは素直に「幸せな明るい家庭を作って下さいね」です。

■ケース3 晩婚の場合
結婚適齢期も年々遅くなっている今の世の中、晩婚はめずらしくありません。年齢ばかりにこだわったスピーチは避けましょう。「○○さんと出会うためにずっと待っていました」と粋な言葉使いを。

■ケース4 「出来ちゃった婚」または「おめでた婚」の場合
お腹が大きく目立っていない時は絶対その話題に触れないのが無難。周囲の暗黙の了解があってもわざわざスピーチの中で話さないことです。親しい友人なら「にぎやかな新家庭を~」「楽しみも二倍に~」とさらりと流してもらえそうです。

■ケース5 突然指名された
おめでたい席なので、できれば辞退せずに何か話をしましょう。当然周囲の方たちも突然の指名であることは承知しています。落ち着いて簡単でOK。もし沈黙の状態が続くなら、歌ってみるのもアリです。また自分の好きな言葉やことわざが思いつくならそれを伝えてもよいでしょう。「突然のご指名でとてもあがっています。ひとまず大きく深呼吸してみます…。」と始めて行けばそれなりに言葉が続くものです。

<結婚披露宴のスピーチ文例集>
■小学校、中学校、大学の友人として
・新郎へ贈るメッセージ
・新婦へ贈るメッセージ
・友人による結婚式のスピーチ・祝辞

■会社の上司、同僚として
・上司による結婚式のスピーチ・祝辞
・同僚による結婚式のスピーチ・祝辞

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