書き方のポイント
  • 表書きは毛筆や筆ペン、サインペンなどを使い、濃い墨で楷書体で書く
  • ボールペンや万年筆、および薄い墨はNG
  • 中袋の表面中央には、漢数字で金額を。裏面には必ず住所を書く
最近では祝儀袋の形態も様々、表書きも印刷されている商品もあり便利になりました。また、表書きもワードソフトを利用してプリンターで印刷する商品もあります。しかし、本来は一字一字心をこめて書くのが正解。筆者もそうですが、筆を使って祝儀袋に表書きを書くのはなかなか難しいですね。苦手でもがんばって書くようにしましょう。
   

祝儀袋の表書きに関する注意点

●ボールペン、万年筆の使用や薄い墨は×
表書きは毛筆、筆ペン、サインペンなどを使用し、濃い墨(毛筆、筆ペン)で楷書体で書きます。ボールペンや万年筆の使用や薄い墨で書く(仏事の書き方)のは失礼になりますので注意しましょう。中に入れるお金は「新札」が望ましいので、早めに銀行などで交換しておきましょう。

表書き例:「寿」・「御結婚御祝」・「御祝」

【名前の入れ方のポイント】
ご祝儀袋の中央に名前を書く

ご祝儀袋の中央に名前を書く

●個人名の場合
水引の結び目中央上に上書きをし、名前は中央下にフルネーム(姓と名)で上書きよりやや小さめに書きます。

注意:この場合の画像の「寿」は印刷されていますので書く必要はありません。
 

●連名の場合
右側より地位・年齢が上の人から左側にむけて下位の人の順で書きます。地位・年齢の関係がない場合は五十音順に。3名くらいが限度。




●連名の場合(宛名入り)
左側より地位・年齢が上の人から右側にむけて下位の人の順で書きます。地位・年齢の関係がない場合は五十音順に。3名くらいが限度。
 

●グループの場合
人数が多くて連名では書けない場合は、代表者の氏名を書いた左側に「外一同」と書き添えます。全員の氏名は、半紙や奉書紙など別紙に書いて中包みにいれます。この場合も同じで右側より地位・年齢が上の人から左側にむけて下位の人の順で書きます。地位・年齢の関係がない場合は五十音順に。
 

●会社名記入の場合
会社名を記入する場合は名前の右に少し小さめの字で。
 

中袋の表面中央に金額、裏面に名前と住所を記載

市販の祝儀袋にはほとんどの場合、中包みがついています。もし、ついていない場合は半紙や奉書紙でお金を包みます。最近の祝儀袋の中袋には金額、住所を書き込む場所も印刷されている場合も多いので便利です。

●中袋の表面


金額は中袋の表面中央に漢数字で、外袋の場合は、裏面左下に書きます。

●中袋の裏面


住所を書き入れる場合は中袋・外袋とも裏面左下に郵便番号もわすれずに。中袋に印刷されている時はそこに。また、後で整理する時に住所が書いてないと大変困りますので、出来るだけ住所は書くように心がけましょう。

また、金額は「一万円」でも「壱萬圓」でも「壱萬円」でもかまいません。昔は
難しい方の漢数字を使いましたが、現在ではそれほど気にする必要はありません。
 

ご祝儀袋の包み方、慶事での多当折金封の上下の重なり方注意



慶事では喜びは天を向くとして上向きにします。
参考:弔事では悲しみはうつむく意味から下向きにします。
 

漢数字の参考例

壱・一/弐・二/参・三/四/五/六/七/八/九/
拾・十/百/千・阡/万・萬/円・圓/

 

表書きの文字数など

●四文字は「死文字」を連想する
お祝いなどの表書きに四文字を使わないほうがよいという考え方があります。これは四文字が「死文字」を連想するとの考えです。例えば「祝御結婚」です。気になる場合は、五文字で「御結婚御祝」とします。また、二・三文字でもかまいませんが、その場合は「祝結婚」や「御祝」とします。
とくに最近では気になさらない方も増えていますが、年配の方で気にする方もおられますので出来れば四文字はさけるほうがよいでしょう。

●入れる金額も4.6.9の数字に気をつけて
結婚のお祝いを現金で贈る場合も「4」や「6」「9」という数字は使用しない方が無難です。ちなみに「9」は「苦」を連想する数字。「6」は慶事では避けるべき数字とされています。

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